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Kagewari　精神分析相談事務所　 HP 　BLOG 　過去ログ 　有料メール相談　

「掲示板での相談、閲覧・有料メールカウンセリング」の過程では、自我の防衛反応による混乱（興奮）が現れます。精神分析的アプローチによる「自我構造（こころ）の揺れ」です。その点に同意の上入室してください。

894 ■ 脅迫のような内容の手紙が来ました。史 2008/1/11 13:26

895 親しい異性の誰かでしょう kagewari 2008/1/11 17:00

896 返信ありがとうございます史 2008/1/12 13:42

897 何事も現実と同じサイズに一度整理する事です。 kagewari 2008/1/13 9:14

898 自己愛投影的⇒ストーカー的傾向でしょうか史 2008/1/14 11:47

899 パートに分けて答えましょう kagewari 2008/1/15 7:40

903 恋愛性の部分について… 史 2008/1/17 21:58

904 Re:恋愛性の部分について… kagewari 2008/1/18 15:57

905 内面にある不安が根本なんですね史 2008/1/19 0:00

906 むしろ肯定なんですよっ kagewari 2008/1/19 16:36

908 「私」について… 史 2008/1/20 14:20

910 Re:「私」について… kagewari 2008/1/21 19:58

915 だいぶ整理がつきました。ありがとうございました。史 2008/1/24 13:08

916 各論になりますが kagewari 2008/1/26 3:13

900 ■ マンションの防犯面と、ストーカー行為のことで… 史 2008/1/15 23:20

901 ごめんなさい史 2008/1/15 23:23

902 まずですね、 kagewari 2008/1/16 12:11

894	脅迫のような内容の手紙が来ました。	史			2008/01/11 13:26

	先日、自宅に普通郵便で手紙が届きました。封筒の裏書は「聞葉」と、解読できない部分もありましたが市内の地名が書かれていました。内容は以下の通りなんですが、その手紙の差出人がどのような人間像なのか推察できるものがあれば教えていただきたくご相談しました。ちょっと不快な内容なので恐縮ですが…よろしくお願いします。おい史自分のしている事わかっているのか？ ○○○はこれで三度目の結婚だ!!又四度目で子供全部で六人か七人目か史はまたふられてかたいした男だぞ調べてから行動すれバカ何年も前からオバサンとHして金もらっている男だ!!病気だその男口はうまく、うそつき男今の女は三人かなときどき金のため Hよ!!バカ史ブス… ヨクヤッテルワ尻穴に入れてバカブスいい事してバカ、ブス ★★★にバラスゾバカブス原文のまま、改行も原文のままですが原文はＢ５サイズの横書レポート用紙の長辺を上にした状態で使用されていて文章は縦書きになっていました。文字の大きさはバラバラでしたが、用紙の罫線を飛ばすことなく書かれていました。 ○○○は私がお付き合いしている男性の実名でした。その人には妻子があり、手紙の内容のとおり３回目の結婚です。「史」は私の名前の一部で、親しい異性の友達などから使われる呼称です。 ★★★は私の出身地の地名で実家の所在地です。経緯をお話すると、私は○○○という男性と不倫関係にあります。年が明けてから、彼が自宅に帰らず私の家に入り浸るようになりました。彼が私の家に来て５日目にこの手紙が届きました。彼の奥さんからの脅しかな…と思いましたがそれとは別に全く正体不明の第三者からのもの…ストーカー的な人物からのもの…といった可能性もあるんじゃないか、と彼から言われたので不安になりました。脅迫が目的なのか…、私に嫌がらせをしたいのか…、彼を罵りたいのか…、私を罵りたいのか…、相手が見えず、不安でいっぱいです。この手紙が届いた次の日に、彼は自宅に戻りその後は私の身辺に何も起きていません。私の愚行が引き金になっていることは重々承知しております。このような内容の書き込みをしてよいか迷ったのですがどこに相談してよいかわからず、心理、精神、分析という検索語でヒットしたこちらのサイトにおじゃましてしまいました。よろしくお願いいたします。

895	親しい異性の誰かでしょう	kagewari			2008/01/11 17:00

	文面からそう思います。先ず相手の心理を考える前に、史さんの行動選択としてやっておかなければいけない事がありますから、ここは早急に対応してください。近隣の警察署にいって「生活安全課（呼称が違う場合もあると思います）は何処ですか？」と尋ねて、ストーカーの疑いがある事を伝え届け出てください。法的に脅迫罪が適応されるか微妙ですが、状況は「脅迫及び名誉毀損罪に相当します」。被害届を出すというより担当の人物と連絡する場合の電話番号等確認し相談するのです。次に引越ししてください、コストもかかりますし「どうして私が」と思うかも知れませんが、自分自身で自立的に対応できる部分はキチッと動いておく方がメンタル的にも大事になります。ここまで対応してもらってから、次の行動ですが基本的に友人関係には引越しした事を伝えても詳細地番を聞き返されない限り教えないでください（聞き返されれば教えるような感じで）、「○○の方に引っ越した」でいいでしょう。そして”誰に”理由を質問されても「脅迫の手紙が届いて、警察に相談しにいった」と答えてください。詳しい経緯はお茶を濁すような感じで説明すれば十分です（文中のバカの部分と性的な中傷に触れる程度）。そして「”たいしたことない”んだけれど」と「警察に届けたこと（担当者の名前を具体的に出すのものいいでしょう）」この両方をセットで説明してください。ストーカー的傾向があります。ひょっとすると男性を語る女性（やっかみ）の可能性もありますが、そのどちらでも異性のストーカーにおける被害と、想定される可能性は同じ事です。気持ち的には「ストーカーの可能性がある」と準備しておく事です。さて、このような手紙を書く人物ですが、情報がその文面だけであることからあくまでも推測となりますが以下のようなキャラクターになるでしょう。 ①人格破綻的な文面は演出の可能性が高い ②彼の言動に対する部分はかなり軽率な推測を根拠にしている ③「実家にバラス」事が相手に困る事だと考える幼児性がある一番重要な事は以下の文面です >史はまたふられてかこの一文の意味ですが「別れた原因は俺がふられたのではなく、史がふられたからだ」ここは現実に恋人関係が成立していなくてもあり得る感情です。自分と恋人関係にならずにその男性と関係した段階で、そもそも”自分自身は史さんと恋人関係になる筈なんだ”と思っていれば当事者にとってそれは「史は（俺に）ふられたのであって、ふられた（恋人関係等最初から無くても）のは俺じゃない」として、不快感を具体的なイメージに代える事ができます。可能性としては、”恋人関係に無かった人物”の確率の方が高いのではないでしょうか（ここは推測になりますが）。この人物に精神的な問題を想定するのが自然かもしれませんが、実際そうである方が実被害のリスクは少ないのです。「飲み屋で隣の席のグループと言い争いになる」方が遥かに実被害に繋がる犯罪発生率は高く、精神的な問題がる人物が人間関係において犯罪を選択する確率は一般的な犯罪率より低いからです（内向化するケースがほとんどなので）。犯罪というのはメンタルな問題と関係無く「一線を超える判断が自意識による決定である」という確信犯的な選択の向こう側にしか起きません（何ら個人的に得る利益等無いからです）。ただし、実被害はともかく史さんが体感する不安感や恐怖感を抜きに語ることはできませんから、自分自身の行動でカヴァーできる部分は手抜き無く行動してください。「対応している」現実が、不安感を和らげます。具体的な被害が拡大した場合ですが、こうなると私のレスで対応する事は限界ありますので、迷わず上記の手順で届け出た警察担当部署に相談してください。今度は被害届を出す事を積極的に考えるべきでしょう。警察官も人間ですから、個人的な生活に言及されて不快であったり、対応に積極性が無い場合、大手の興信所や探偵社に相談する事です。昨今はストーカー対策をサービスにしている会社とても多いです。信用できない会社もありますから、ここは十分注意が必要ですが、「webで調べる」等して自信が無い場合には、ご実家にも事情を説明した上で弁護士事務所に相談するべきでしょう。職業柄信用できる興信所等も紹介してもらえる可能性もあります。

896	返信ありがとうございます	史			2008/01/12 13:42

	ストーカー的要素が強いんですね。正直なところ甘く考えていたので、驚きと戸惑いと不安と…自分の気持ちがぐちゃぐちゃしています。まだ警察への届出はしていないのですが、手紙が届いたのが1月9日でその後は何も変わったことはないように思います。不倫の彼も手紙が届いた次の日に自宅へ戻って、その後一切私からの連絡にも応じなくなりました。今の私の不安は、どちらかというと彼と連絡が取れなくなってしまったことに対する不安が大きいです。自分がすごく惨めです。彼が自宅へ戻る日に電話で話したときには、「手紙が誰からなのかわからないけど嫁に関わる人間が相手なら止めさせたいし、はっきりさせたいから話をしてくる」ということを言っていたので、私はそれを信じて彼からの連絡を待っているのですが、私からのメールにも電話にも全く反応がないのです。脅迫されたことへの不安よりも、彼がいなくなってしまったことへの不安が大きいなんて…。なんでこんなことになってしまったんだろうって、苦しいです。何をしてても涙が出てきます。お腹が空いているのに、「食べる」という行為が「めんどくさい」と感じてしまいます。仕事をしていても、「次にこれをしよう」と思って進めていた作業が「あれ？何をするんだったっけ？」となってしまいます。たかだか1日か2日連絡が取れないぐらいなのですが…彼の身に何かあったのかと思うと、自分が息苦しくなります。彼の負担にならないようにしなくちゃいけない…と思いながら、実際には彼からの連絡を要求してしまうんです。何回もメールしてしまいます。電話もかけてしまいます。私の方がストーカーみたいですよね…。ごめんなさい、誰かに聞いて欲しくて…。こんな書き込みになってしまってごめんなさい。

897	何事も現実と同じサイズに一度整理する事です。	kagewari			2008/01/13 09:14

	>今の私の不安は、どちらかというと彼と連絡が取れなくなってしまったことに対する不安が大きいです。不安ですから根拠はありません。そして心理学的に言っても恋愛感情は一時的な投影現象の事で、世界のどんなれない感情もその後変移を余儀なくされます。極端に言えば「フェースズの切り替え」のできない恋愛感情（限りなくほとんどの恋愛感情）は、事実上恋愛性が成立しない→事実上自己愛投影的興奮で止まってしまう事も多いのです。あまり深刻に考えない事です、それが極端に深刻な場合、自己憐憫型の内向性鬱傾向であって、今度は恋愛性とは全く関係の無いメンタルな問題って事になります。ですからこの辺は注意しましょう　↓ >なんでこんなことになってしまったんだろうって、苦しいです。たいした事は起きちゃいませんよ。　↓ >まだ警察への届出はしていないのですが、手紙が届いたのが1月9日でその後は何も変わったことはないように思います。これは事実上史さんの本音です。「たいしたことない、それより彼から連絡がこない方が深刻だ」後者は恋愛的情緒でどこにでもある事ですし >なんでこんなことになってしまったんだろうって、苦しいです恋愛感情の（典型的な自己愛的）快感が関係しているからです >お腹が空いているのに、「食べる」という行為が「めんどくさい」と感じてしまいます。これは軽微な鬱で、脅迫手紙とも事実関係としての彼との関係とも関係ありません。史さん自身の内面的なテーマです。 >彼の身に何かあったのかと思うと、自分が息苦しくなります。強迫構造特有の、デフォルメ（神格化投影→誇大な印象偏向）が関連しています。ココの部分　↓ 「たいしたことない、それより彼から連絡がこない方が深刻だ」の認識と矛盾している事を意識してください。「連絡がこなくて困っている」のは史さんです。その困った自己憐憫的な内向性の不安感を、より拡大するために「彼の身に何かあったのか」等、初期の認知では触れられていない後発的な認識が自分自信の不快感（不安）を裏付け正当化するために連想されています。つまり史さんの本音をシンプルに構成すると「なんだたいした事なくて、よかった。それより自己憐憫の方につい気を取られていて、手紙の深刻さの方が鈍感だったかもしれない。ストーカー的心配をするって具体的現実の方が今は大事な事だ」ここを掬って（サルベージ）、強迫手紙への対応をしっかり進めましょう。事実関係の対応する行動が不安感を沈静化させます。

898	自己愛投影的⇒ストーカー的傾向でしょうか	史			2008/01/14 11:47

	取り乱した返信をつけてしまってすみません、恥ずかしくなりました。まず、彼から連絡が来て私もふと現実の問題に立ち返りました。近くに警察署があるので行ってきます。何かあった時の相談先というつながりを確認してこようと思います。引っ越しの方は、実はまだ現住所に来て1年未満ということもありすぐに動けるかどうか悩んでいます。マンションのセキュリテイ的には防犯カメラが何台もついているところなので、気持ち的には安心なのですが…。助言いただき、本当にありがとうございました。初回の相談と逸れてしまう部分もあるんですが…続けてご相談したいと思います。今回、自分の精神状態を自分で把握できなくなってしまって(そもそも把握できるものなのかもわからないのですが) 「不安」という状態に対してさらに不安になって抜け出せなくなるような自分がおかしくなっていくように感じました。自分自身を振り返ってみたいと思うのでよろしくお願いします。 > 極端に言えば「フェースズの切り替え」のできない恋愛感情（限りなくほとんどの恋愛感情）は、事実上恋愛性が成立しない→事実上自己愛投影的興奮で止まってしまうという部分がよくわからないのですが、相手を自己として見つめることで満足している状態という捉え方でいいでしょうか。今までの自分の人間関係に照らしてみると、私は異性とお付き合いする時に「相手から自分が必要とされているという状況」にあることに満足していたように思います。受動的な状態、ということなのでしょうか。「史と一緒にいると癒される」とか「史と一緒にいると自分が頑張れるような気がする」とか言われると、自分が満たされているような気がします。以前お付き合いしていた男性は、出会った時には癌の末期状態でした。その彼が亡くなるまでのおおよそ1年、一緒に過ごしました。彼の入院する病院へ毎日通い、退院と同時に私が休職、引っ越しをして半年間彼と一緒に暮らしました。医療的処置が必要だった彼でしたが、私は看護師だったので医師の指示のもと、私が自宅で彼への医療処置を行ってきました。恋愛感情もあったと思うのですが、自分が相手にとって必要な存在でそれは自分にしかできないことだ…という自己満足があったのかなと思います。こういう状態を、自己愛を投影した型の恋愛関係と言うのでしょうか？彼が亡くなった後、私は引っ越しをして仕事復帰して普段と変わらない生活に戻りました。すぐに別の男性と性的関係を持つことすらありました。そんなことをして、自分は亡くなった彼のことを愛していたわけじゃなかったのだろうか…と自分に呆れてしまうような気持ちになったりもしました。当時は放心状態で、自分はもう何もしなくてもただ周りの流れに漂っているだけ…という感じだったように思います。今回はお付き合いしていた男性が突然、自分の目の前からいなくなったことで自分がパニック状態になったというか、まるですべてを失ったかのような感覚に陥りました。そしてなんとか彼とのつながりを取り戻したいという気持ちになりました。返事のない彼に何度もメールを送り、何度も電話をかけ、彼の職場に彼の車があるかどうかを見に行きました。悪いことをしている…というような気持ちもあり、彼の車があるのを確認してすぐその場を逃げるように立ち去ったのですが、彼の車があったのを見かけたら、今度は自分の気持ちに怒りという感情が湧いてしまいました。自分で自分が怖くなりました。私、ストーカーだ…って思いました。結局は、彼から連絡が来て「身辺整理をして(離婚をして)から会いに行くから」と言われて、それが信じられるかどうかはわからないけれど、私自身の気持ちは「そうか、仕方ないな」という感覚になり、昨日までの焦燥感が消えました。自分の感情の高ぶりが自分で抑えられないことが怖いと感じます。これも自己憐憫的な内向性、自己愛投影ということが当てはまっているのしょうか。ストーカー的傾向というのは、こういうことを言うのでしょうか。自分がそうなってしまう場合、どのように自分で対処していったらいいのでしょうか。

899	パートに分けて答えましょう	kagewari			2008/01/15 07:40

	マンションの件ですが、これは私のもう一つの本職が不動産業ですからこちらの立場で説明します。オートロックや監視カメラ、そこに警備会社との契約があっても一次的な防犯効果は全く期待できません。事業ビル等での、営利性のある「職業としての窃盗」や「時間の掛かる仕事」等ビル荒らしや空き巣狙い（技術が無い）には有効ですが、「管理人が常時在中する分譲マンションじゃない限り」システムだけの防犯性能は単に住居のグレード（退出管理システム）に過ぎません。逮捕されてもいいという1発狙いの怨恨や衝動的犯罪を抑止する効果が全く無いからです。もっぱらその性能は「侵入しても一定時間内に警備が到着する（手際よくやれないと成功しない）」「成功しても逮捕される（映像に証拠が残る）」「空き巣狙いでの開錠に技術が必要」と言っているだけで、「1発狙いの怨恨や衝動的犯罪者」にとっては「むしろ一次的にこれを阻止される可能性が低い（警察官を含めて部外者が容易に侵入できない・遮音性能も高いので悲鳴を上げても誰も気がつかない可能性がある・プライヴァシー重視の入居者が多いので隣室の揉め事にそもそも関係したくない・閉鎖型の共有スペースが多く棟内に侵入しても外から見られる心配が無い・オートロックを過信して施錠していない部屋もある）」からです。オートロックだけなら誰でも容易に侵入できるのも常識です（ここは不動産の方のブログでも再三説明しているところですが）、むしろオンボロアパートの集積地域で「誰か警察呼んで助けてー」と大声張り上げる方が「1発狙いの怨恨や衝動的犯罪者」を抑止する力は無くても阻止する力があります。同時にオンボロアパート入居者はそれだけ躊躇なく大声を出せる人が住んでいるケースも多く＝「大丈夫ですか」と助けを呼んでくれる可能性も高い（その代わり「大声出すぐらいの時間を稼げる逞しさ」も必要ですが）。現実問題大きな差は無いです。むしろオンボロアパートは所得の低い世帯が多いので、空き巣狙い等軽犯罪よりの犯罪が多く、犯罪リスクに限って言えばは”いかにも女性が好みそうな”築浅のタイル張りのシングル向けオートロック賃貸マンションの方が高いのです。防犯性から言えば、ファミリー・シングル混在で築年数も落ち着いた管理人室の目立つ「普通のマンション」の方が高いレベルでしょう、ストーカー行為で言えば、再三繰返される「直接玄関前まできての嫌がらせ」を食い止める効果はありますが、本気で直接行動に出る「1発狙いの衝動的犯罪」は抑止できないのです。そもそも現在の状況は、差出人に住所が「バレてる」のが最大のリスクになりますから、ここをカヴァーしない事にはどうにもなりません。目立たなくファミリー世帯も近隣に多い低層住宅街へ引っ越した方が安全でしょう。玄関前にこられるのが心配なら、これも「管理人室が目立つさりげなくオートロックな築20年以上の中堅分譲マンションの賃貸」を選択するのがベストに思います。そして恋愛性に関してです、本来「心理学テキスト」の恋愛論が完成していれば話が早いのですが、なにせ「どんな言葉を使っても最も誤解されやすい」難しい部分で、論文として書くのは簡単でも、それじゃ心理学の知識の無い人にはさっぱり意味がわからないでしょうから、なかなか書けずに置かれている状態です。誤解を防ぐために、どうしても一部説明は難解になりますから、繰り返し読んで「なんとなく」理解してください。「なんとなく」の方が、理解の精度が高まります。『関係性』で考えてみてください。「仕事関係」「釣り仲間関係」「同じサークルでの関係」「同僚関係」「婚姻関係」「ビジネス上の取引関係」全て”当事者の認識は共通”ですね、たとえ共通で無かった場合でも、事実関係がそれを証明しますよね。つまりその関係は”実存”します。ところが恋愛を巡る発現や台詞を思い出してください「どっちが先に？」「どちらから？」「その後どうなったの？」「あれからどうした？」「でうまくいっている？」関係が破綻する率も高く、同時に一方通行のままのケースも頻繁に存在しますし、「恋愛結婚（本来は言葉と違う意味である場合が多い→恋愛きっかけ結婚）」における「婚姻関係」においても契約破棄率は50％を超えます。その理由は非常に簡単です、「当事者の認識が乖離しているケースが多く、何ら事実関係で確認できない（せいぜい結婚の契約書と特約事項ぐらい）」関係性としてみた場合、非常に実存レベルが希薄である。『関係性としてみた場合、非常に実存レベルが希薄である。』ところが各個人の内部では？『異常なぐらいに、”自分の”恋愛感情には”その時には”支配される』非常に高いレベルで論理矛盾していますよね、簡単に言えば、そもそも”きっかけとしての恋愛性”の大半は自己愛投影です。これはエディプスの残滓とでも言うようなもので、幼児期における象徴的異性代表（両親であるケースが多い）が、数回の反抗期を経て誇大視から→現実化しますが、完全リアルに還元する事もほとんどありません。何らかの象徴的人物の存在は深層心理に残ります。当然この深層心理は領域としては無意識ですよね、ですから、この「漠然とした象徴性」が自意識に浮上するには、様々のフィルターを通過しなくちゃいけません。何かって言うと、誰かに対する好感情ってのは比較的ランダムに発生します、まさか「芸能人に対する好感と、現実の恋愛を混同するような人」は一部の人を例外に滅多に見かけません。そういった「なんとなくな好感の経験」を自意識は記憶していますし、自意識が立ち上がってなくても恋愛的好感は半ば衝動的に起きてしまうのですから、自意識は何らかの方法で、この興奮を感情として合理化します。『好みのタイプ』のロジカル形成です、ここで、象徴的人物の反抗期的解体に一部欠落があると、その部位だけが強い連想性を持つ場合もある→フェチって奴です。しかも、その幼児の象徴的認識はそもそも両親の実像をデフォルメしていますから（大人になった自分は父親より長身なのに「背の高い人（幼児から見た父親）」に惹かれたり）、全く両親の実像とは似ても似つかない場合も多いのです。一見この構造は人畜無害で無意味（両親の実像とは似ても似つかない等）に思えますが、反抗期におけるデフォルメされた認識の現実化への還元が中途半端だと、幼児特有の神格化デフォルメ同様に、自意識を強迫します。強迫「いなくちゃダメなんだよー！！わかってるのか！僕にはいなくちゃダメだなんだ！」のような心理ですよ。あたかも幼児の分離不安（親を見失って迷子の幼児がパニックになる現象を原型とする幼児性不安）と同じような心理になる場合があります。恋愛対象の人格や（相手は赤の他人なんですからね）認識等視野に入らず（極端に言えば相手の本質的人格等どんな人物であるかお構いなしに→そもそもその人が誰であるのか等お構いなしに）、一度投影（無意識との連想）されると、その人物は『投影された元ネタの真性の本人』と意識されてしまい、収集がつかなくなるんです。これがストーカーです、そして何故「僕の事を好きだと言ってよ、僕を愛してよ」と全て受動系になるのは、エディプス当事者（両親であるケースが大半）と幼児の関係でいえば幼児は自立活動が限られていますから『受身である場合がほとんど』であるためです。鬱を説明する場合、私が頻繁に使う言葉の『被（こうむる）』も、構造論的に、幼児性の葛藤が無意識から自意識を強迫する時の現実認知の大半が「受動」である事に起因します。「どう思われているか」これも親からの評価「いい子だから誉めてくれるんだ」的な認知の連想です、本来自立する自意識の動機形成は「（自分から）○○したい」であって、認識レベルにしても、恋愛関係において鉄板で確認可能なのは「私はあなたが好きです」の部分までです、「だから私は○○や○○などをしたい」という動機形成になります、恋愛関係が円満に成立する条件はお互いの「○○したい」に合意形成があって、「それは”奇遇”ですね（お互いの潜在意識の象徴が交差するように偶然お互いを投影対象に選択している）」となり、当然その投影的認知（誇大性）と現実の恋愛対象は別人物ですよね、この修正（反抗期に似たような現実化の還元）が必要です、構造的には恋愛性の解体と言ってもいいもので、何故それが”円満”なのか？そもそも人類は平等ですし、守備範囲の（これも語弊があると思うんですが外に言葉が無いんです）年齢等であれば、「仲良くする事は可能」なのです。ここの場合に限り「誰だって友達になれるさ」の理想論を当てはめてみてください、さて、この恋愛性の解体された”彼と彼女”は友達関係でしょうか？全く違います、家族関係が同じ哲学性や盟友としての制約も無く「たかが血縁関係」なるものでも、なにかやかにやと疑いも無く成立しますよね。関係の密度において重要なのは「秘密（プライヴァシー）の共有」です、一度恋愛性を経験している＝「とっぴょうしもなく秘密の共有がある」になりますね。ここで最初の論議に戻ってください、 ■”当事者の認識は共通”ですね、たとえ共通で無かった場合でも、事実関係がそれを証明しますよね。つまりその関係は”実存”します。ここで”彼と彼女”は全くオリジナルな「○○と○○との関係」として独立した存在になります（一組しか無いので一般的呼称が無い）。ある意味、見合い結婚が（政略結婚でさえも）円満に成立する理由も同じです恋愛性と関係性には「そもそも成立の要件の部分には直接の関係が無い」からです、恋愛というのは恋愛投影同士の”縁”の事なんですよ。当然、恋愛後の関係（プライヴァシーの共有）には、「あなた私に夢中”だった”のよね」なる秘密の共有も含まれます。これが『信頼関係の根拠』となり、深い信頼関係にある人間関係は「むしろ常時いない方が楽（何一つ関係が損なわれない）なぐらいのレベル」にさえなりえます（同居していいれば事実関係として検証されませんが、単身赴任世帯が全て離婚した等の話は聞いた事が無いですね）。そして、反抗期的な事実検証性の確認は、自意識にとっても『好み』なるものが「弱いんだよね～」や「俺ってバカだよな～」のように、自意識でそのナンセンスさを自覚できているケースで、確かに恋愛性は起動しても、これに自意識は”常に抵抗可能”である人格になります。デートの時間に遅れてきても、沸騰する怒りを抑えて「ぜ～んぜん平気だよ」と言う瞬間の抵抗力です。　↑ ここって、女性一般のアンケートで突出する「優しい人」の人格モデルだと思いませんか？えー、ここにはですね、山ほどの皮肉、山ほどのナンセンス、山ほどのモチベーション、山ほどのリアリティが複合していまして、「恋愛とは一種のコンプレックスそのものである」な実存を表現しているんです。ここまでを背景に以下を考えてみてください。 >「相手から自分が必要と”されている”という状況」にあることに満足（されている→受動） >すぐに別の男性と性的関係を持つことすらありました。（個々人に対する意識が希薄） >今回はお付き合いしていた男性が突然、自分の目の前からいなくなったほんの数日、しかも彼は妻帯者で『父親（エディプス連想キーワード）』「母親から奪う」部分はよりエディプス的である >今度は自分の気持ちに怒りという感情が湧いてしまいました。「自分は愛されて当たり前の立場なんだ（お前がそう言ったや嘘つきだ的興奮）」的特権意識が潜在化今の史さんは恋愛とうより”依存”的擬似恋愛状態で、しかも恋愛の実像は「その次のフェーズから真実になる」事からいっても、その乖離は非常に深く、まずですね、「自意識の自立的認知」誤解覚悟で要約するなら「自分の気持ちが自由になっていない」のです、現在の感情と認知している興奮のかなりの部分は強迫的な興奮（これが反対に自意識を抑圧するんです）であり、感情として自意識が認める枠を越えているんだと思います。すこし時間を置いて（一拍置く感覚です、これは本当に譜面の頭に「常に休符がある譜面のリズムを身に付ける感覚」です）、自意識を立ち上げる感覚を確認してください。所謂集中力って言葉の意味は「立ち上がった自意識を維持するテンション」の事です。自分である時間を十分確保していけば、現在の”恋愛”関係の事実認識にも今まで見えいていなかった側面が見え始める筈です。

903	恋愛性の部分について…	史			2008/01/17 21:58

	今の私は、自分の欲する状態を彼に満たしてもらおうとしている、それが思い通りにいかないことで怒りや絶望みたいな感情が生じてしまう、そして逆に満たされている状態だと、「愛されている」「愛している」という感覚として認知してしまうということなのでしょうか。これは、「恋愛」ではなく「”依存”的擬似恋愛状態」ということで、ここから「恋愛」という段階に移ることは難しいのでしょうか…。現実的には彼は妻帯者なので、彼と私の間に「恋愛関係」が「実存」してはいけないと思うのですが、対象が彼じゃなかったとしても私は同じような状態に陥るような気がします。彼とは出会いから数えると2年ほどのお付き合いになりますが、昨年の9月まで私は彼に妻子があることを知りませんでした。というかその頃まで私は、彼とお付き合いしているというよりもただ自分が一人でいたくない時に誰かがいてくれればいいという感覚で彼と一緒に過ごしていました。だから相手のことを知る必要もないし、知っても意味がないという気持ちがあって、彼がどこに住んでいるのかとか、異性関係がどうなのかとかは聞かないようにしていました。ですが、彼の方は積極的に私の希望を叶えようとしてくれたり、私が理不尽に怒って彼を困らせても許してくれたり、彼からのアプローチが強かったので、私は彼と過ごしているうちに段々と、「この人とだったら、これから一緒に楽しい生活を作っていけるかもしれない」と思うようになりました。それで、思い切って彼に、住んでいるところはどんなところ？行ってみたいと伝えたのですが、彼は「今は部屋が汚くて女の子が入るようなところじゃないし、外観も恥ずかしくて見せられない」と言い、なかなか教えてくれませんでした。それでもいつか教えてもらえると思って(信じた私がバカだったのでしょうね…)あまり彼に同じことを言わないようにしていたのですが、やっぱり相手のことを知らないままじゃ信用できないという思いが強くなり、彼に強くお願いをしたら、家に連れて行ってくれるということになりました。ところが、彼の車に乗って、その場所へ向かっていく時に彼から言われました。「家には奥さんと子どもがいる」って。ものすごい怒りがこみ上げました。彼のそばにいたくない、消えてしまいたいとも思いました。彼と離れようと努力したつもりだったのですが、依存状態がずるずる続いて現在に至っています。彼から「離婚するから待っていて」と言われるのですが、「そんなことできるわけがない」と思う一方で、彼がそうしてくれないことにまた怒りを感じ、怒っても仕方ないと鎮めようとしても、そんな自分がまた情けなくもあり惨めになります。会社に私が不倫をしているという告げ口電話があったことを彼に相談した時には、彼から「史は今までに俺以外にも不倫だったことがあるだろう、その関係じゃないのか」と言われ、一気に私の怒りが爆発してしまいました。彼の仕事中に彼の自宅まで行って写メを撮って彼に送りつけてやろうと思いました。実際にそれを行動化しましたが、奥さんがすぐに「女の人が家の前で車を止めて写メを撮っていった」と彼に電話したそうで、彼から私の携帯に何度も着信やメール受信があり、それで私は満足していました。慌てる彼の様子を「いい気味だ」とさえ感じていました。後になってから、「バカなことをした」とまた惨めな気持ちになりましたが…。依存状態といのは、自分と相手を同一的な感覚で捉えてしまうこと、それを分離する「自意識を立ち上げる」ことができれば依存状態から抜け出すことにつながるということでしょうか。それができなければストーカー的な発想につながることがある…ということになりますか。引っ越しのことを彼に相談したところ、彼は「全面的に協力する」と言ってくれました。彼には「引っ越し先はあなたにも教えられない」と伝えましたが、その言葉の中には「簡単に居場所を教えてしまったら私のところには来てくれないんじゃないか、言わない方が追いかけてきてくれるんじゃないだろうか…」という気持ちがあるんです。「不倫はもういやだ」と彼に伝え、なるべく連絡しないように自分を抑えてはいるのですが、不倫だから自分が混乱してどんどん依存してしまうのか、自分が無意識の状態で依存関係を望んでいることにより不倫を選んでしまっているのか、わけがわからなくなってきました。自意識を立ち上げるっていう感覚…難しいです…。

904	Re:恋愛性の部分について…	kagewari			2008/01/18 15:57

	いくつか余分な部分を整理しますこの粉飾のような事実認識がポイントを非常に見分け難くしてしまいます（マスキング）。論旨に全く無関係なものを最初に列挙すると ①彼は妻帯者なので、彼と私の間に「恋愛関係」が「実存」してはいけない細かく説明しませんが、結婚とは単に国の制度の問題で借主貸主みたいな話です、「解約前に次の部屋を探しちゃいけない」なんてことはありません。そもそも今時根拠の曖昧な道徳性認識ほそど無責任な都合のいい概念は無いので、ここは無視です。 ②「不倫はもういやだ」と彼に伝え、なるべく連絡しないように自分を抑えてはいる言葉の使い方を間違ってます、不倫というのは両者SEXフレンドである合意形成のある、お互いの性的欲求の代謝を合理的根拠とする希薄な人間関係の合意（これを倫理的にいかがなものかと仮説できるため→不倫）の事で、今回の話と無関係です。今後①②に関連するサイドストーリーは全て意識的に自分でも無視してください単に自己決定の介在を曖昧にする（マスキング）ための都合のいい言い訳にしかなりません、これやると、自意識（自己責任＝自由の当事者）が相対的に「その認識だけで」抑圧されてしまいますからね。さて、本題に移ります。 >今の私は、自分の欲する状態を彼に満たしてもらおうとしている、それが思い通りにいかないことで怒りや絶望みたいな感情が生じてしまう、そして逆に満たされている状態だと、「愛されている」「愛している」という感覚として認知してしまうということなのでしょうか。若干違います、史さんには「愛したい」「愛している」という実感は希薄です、主体性認知ではなく、受動性認知であるためです「～される」事により満足し、それが満たされなければ激怒し道徳的非難（自分自信の自意識を抑圧する構造）をバネに利用して「～させる」事を指示命令するかのようなアプローチに意識が傾斜します。つまり、自分は常に受身で当事者すら無いかのような位置にいて、結果として現実認知の中心になる。抑圧される（本来なら外部に向かう筈の）自意識が自我の内面に内向化するため、”自我の中が自意識で一杯になる”過剰状態で（一般用語と別の意味の「自意識過剰」）、このアンバランスな認知が結果として現実認知そのものを偏向させる（場合によると事実認定すら事実から乖離する）状態です。至極簡単に言えば「（一拍置いて）素に還ると常に結論が違う」　↓ >後になってから、「バカなことをした」とまた惨めな気持ちになりました >彼とお付き合いしているというよりもただ自分が一人でいたくない時に誰かがいてくれればいいという感覚で彼と一緒に過ごしていました。ここ、前々回に説明した恋愛性の矛盾まんまです、相手等誰でもよく、そもそもの動機は自分自身の分離不安（原型：親と幼児との関係）の解消する事が動機であり、そもそも史さんの自意識は恋愛性に当事者として介在していない（巻き込まれ型→受動→被（こうむる））ので、自己責任の確立が無く→人間関係の認知は現実というより内向的な認知に過ぎなく結果として「他人と社会的な人間関係を契約している認識が最初からない」。結論史さんと彼は現在も尚『恋愛関係ではない』と断言していいでしょう。 >彼の方は積極的に私の希望を叶えようとしてくれたり、私が理不尽に怒って彼を困らせても許してくれたり、彼からのアプローチが強かったので、こういう男性の側の誤解は、男性心理特有の不安感により割と頻繁に起きます。心理学的に、男性は「受け入れ不安」のような不安症をかなり広範に（普遍といってもいいぐらいに）持っています。これ何かといえば、「男性として好感のある人間（背理に性的関係）として認めてもらえるだろうか」という受動的意識（強迫性認知→典型的なエディプスコンプレックスの”名残”ですよ）の事で、男性はこれをとても心配（不安ほど深刻じゃない場合が大半です）します。→「出世欲求」「DV」「夫婦関係を主従の関係に想定」「性的能力や生殖器の外観への不安」等々の動機となるのです。簡単に言えば、男性の自我にとってある程度のマチズモ（男性誇示）を保持できないとこの普遍的な不安感が常に不快ストレスとして慢性化する事さえあります。「男の誇り」みたいなものですよ、通常この不安感は「（しょっぱなは出世願望のような強迫性を発端にしたのに）仕事が面白くなる」等の現実世界の副産物により代替され（現実による代替なので代償満足とは違い、初期の欲求以上の満足を獲得し完全に代替されます）、『自分の生き様を発見（確立）する』的に不安そのものが沈静化（極端に言えば消滅）します。成人してから、仕事や趣味の世界などで、没頭するような現実認知を保てないと常時不安になり「家庭内暴力」や「意味不明の性的誇示（男性的な意味の性依存→浮気性：現在の彼の特性ですね）」に陥る事もあります。昔「男性が本当に大人になるのは30代から」のような社会的認識があったのは、この現象を指したものです。つまり「彼とお付き合いしているというよりもただ自分が一人でいたくない時に誰かがいてくれればいいという感覚で、性行為を許可する」　↑ これは上記の不安下にある男性にとって、天の恵みかと勘違いするような”非常に楽な”話です。出世であるとか、男性誇示的賞賛であるとか、そもそも「どんな人でもいい」なんて条件で、（性行為を許される事に代表される）「男性として好感のある人間として認めてもらえる」現象が『自分は男として圧倒的だな』という認知となり、そもそも男性の普遍的な不安感から逆算し、「この女は俺に心底ベタ惚れ（無我夢中）じゃん」という途方もない勘違いをします。 ※ところが「実は史さんの認知は、お前なんか誰だかよく知らない」程度の希薄なもので、到底ベタ惚れなんてものじゃない。彼にとってはこの状況（史さんの依存）があまりにもいい気分なので「積極的に私の希望を叶えようとしてくれたり、私が理不尽に怒って彼を困らせても許してくれたり」します、そりゃ当然です、「俺のことがそんなに欲しい（背理に性的認知アリ）のかお前、おーおーそんな事なら僕がやってあげましょう。えーえー怒るわけないでしょう、君だけは許してあげるよ」と、半ば調子に乗っていて、彼は男性誇示的興奮陶酔状態にあるワケです。　↓ >「史と一緒にいると癒される」とか「史と一緒にいると自分が頑張れるような気がする」実に文字どおりなのですよ、自意識を抑圧により喪失して（構造的には無我っぽく）、分離不安の満足による興奮状態に酔っている（夢の中） ”無我夢中”を180度彼は取り違えているって事です。彼は男性不安的な快感を、恋愛の快感と取り違えてしまっているって事です。つまり、彼は史さんを恋愛対象者として認識しているというより、史さんの分離不安的依存傾向を”自分への極端な好意”と取り違え、それを根拠に伴う感情を恋愛性だと勘違いしている。その勘違いが　↓ 史さんの受動的内向認知の誤解を発生拡大させます。「～される」に強い興奮と満足がある史さんにとって、彼の行動は（史さん的には）「男性が私個人に示す好意の表れ」となり、そもそも自意識が自己決定の介在と、自由選択による自己責任の発生を根拠とする「恋愛性の獲得」的な認知と『大幅に離れたところ』で、（無意識の分離不安の解消を動機とする）彼への依存心がより強まります。話を戻せば簡単なんです、　↓ >対象が彼じゃなかったとしても私は同じような状態に陥るような気がします。史さんは、そもそも恋愛なんて自立性のある現実じゃ何も満足しないのです。潜在意識の中では個々人が自己責任で信頼性を担保する恋愛等というものをおおよそ信じる気もない重要なのは『どうやって分離不安を解消するのか』です、「自分を相手にずっといっしょにいさせる根拠も不明瞭な人間関係等不毛だ」のような感覚　↓ 「一生逃げない男」→癌の末期患者「興奮状態であれこれ尽くしてくれる男」→男性誇示的勘違い中の彼こっちぐらいの世界じゃないと満足しないんですよ。理由は簡単です、史さんは恋愛性など最初から求めちゃいないからです。（冒頭に説明した①や②のサイドストーリーが非常に有効な言い訳になる構造）わかりやすく言えば、史さんは未だ現在「自立した大人の自我（恋愛の条件）を持っていません」史さん自身、無意識にこの点にコメントしています　↓ >この人とだったら、これから一緒に楽しい生活を作っていけるかもしれないこの言葉の「楽しい生活」が、分離不安を満足させる（依存）状況を無意識に明示しているのは疑う余地ありません。なのでどんな風にも（都合良く）解釈できる抽象概念「楽しい生活」という何のことだか実は具体性のわからないキーワードが選択されている。当然、言葉の流れの中に恋愛性の興奮とか悦びみたいな女性的感覚を読み取る事もできません。認知自体が受動的（巻き込まれ型）ですしね、 >一気に私の怒りが爆発してしまいました。 >彼の仕事中に彼の自宅まで行って写メを撮って彼に送りつけてやろう >彼のそばにいたくない、消えてしまいたい >簡単に居場所を教えてしまったら私のところには来てくれないんじゃないかこれらは、幼児の親に対する癇癪（かんしゃく）的現象と同じですよ。恋愛性どうこう以前に、自分自身の内面に「強い不安が慢性化しているのかもしれない」ところに目をあてるべきでしょう。実際分離不安のような形で認識されているものが”具体的にどんな種類の関係性（幼児期）に起因するものなのか”これまでのお話だけだとわかりませんから、まずは内面を見つめて「いったい自分は何をしたがっているのか」冷静に考えてみるって事が重要に思います。実際具体論として、現在の彼との関係はさして重要じゃ無いと思いますから（半分お互いに誤解と間違いなので）、素に返れば「私はなんでこんな男とSEXしたんだろ」ぐらいの勢いまで還元される可能性があるのであって、現在のところは『脅迫手紙事件の当事者（登場人物）』として、現実の世界の関係を重視する形で彼を意識しておけば「自意識のテンションが保たれ筈」です。恋愛性については、現段階ではあまり深刻に考えずに、「自分自身の内面に不安があるのじゃないかしら」的なアプローチで、本を読むなり映画を観るなり自分の時間を増やす方向で時間をとっていく（自意識の立ち上げ時間を延ばす）状態に慣れていく方が重要でしょう。

905	内面にある不安が根本なんですね	史			2008/01/19 00:00

	うまく、言葉が見つかりません…。私は、なんなんでしょう。「普通に」人を「愛したい」と思うことができないまま、今まで過ごしてきていたんですね。核心をつかれたんだと思います、すごく涙が出ました。悲しい、虚しい、悔しい、なんで自分はこんななんだろうという気持ち、私って存在しているんだろうか…という気持ち…。ちょっと投げやりになりそうな自分もいるのですが、何回も読み返しているうちに「自分の存在が否定されたという意味じゃない」というふうに都合よく捉えて自分で自分を慰めようとしている自分もいます。 > 相手等誰でもよく、そもそもの動機は自分自身の分離不安（原型：親と幼児との関係）の解消する事が動機であり、そもそも史さんの自意識は恋愛性に当事者として介在していない（巻き込まれ型→受動→被（こうむる））ので、自己責任の確立が無く→人間関係の認知は現実というより内向的な認知に過ぎなく結果として「他人と社会的な人間関係を契約している認識が最初からない」。「自立」していない、ということですよね…。みんなと一緒でいたい、一人ぼっちになりたくない…という気持ちは確かにあります。その分離不安がどこから起きているのか、自分ではわかりません…。親と幼児との関係が原型…ということは、私は幼児の時に親との関係で何か問題があったのでしょうか。幼児のころ、というか、小学校の1年生ぐらいまでの記憶があまりありません。保育園に通っていたこと、母が自転車で送り迎えをしてくれていたこと、その自転車には妹と母と私と3人乗りだったこと(下り坂で転倒したことがあったため強烈に覚えています)…という記憶ぐらい。小学校の最初の1年間のことは、学校の行事や学童保育に行っていたことは覚えています。そういえば、家で過ごしたことの記憶はあまり浮かんできません。その頃に関しては、父と過ごしたことの記憶はほとんどないんです。母が看護師で夜勤もしていたので、その時にはいつも父がいてくれていたんですが…覚えていません。アルバムの写真を見ても、「4人で出かけたこともあったんだ」という感じ。小学校の2年生の時には都市部から地方への転居という大きなイベントがあって環境も大きく変わり、そこからの記憶は割とはっきりしています。父は公務員でしたが、仕事が終わるといつもパチンコに行っていました。母と妹と3人暮らしみたいな感じで、それでも父のことを嫌っていたことはないと思います。叱られる時には「げんこつ」が飛んできていたので「怖い」というイメージはあったと思いますが。 > 男性にとって、天の恵みかと勘違いするような”非常に楽な”話私、「都合のいい女」なんですね。そんな気はしていましたが。それでもいいや、その方が私も楽だから…という気持ちもありました。ほんと、受動的以外に何もないですね、私。友達から「恋愛」に関する相談なんかをされて、「どうしたらいい？」なんて聞かれると、「どうすればいいかよりも、あなたがどうしたいかを優先したらいいのに」なんて自分では言うのに、自分のこととなるとそう考えることができなくなってしまう。 > 史さんは恋愛性など最初から求めちゃいない > わかりやすく言えば、史さんは未だ現在「自立した大人の自我（恋愛の条件）を持っていません」 > なのでどんな風にも（都合良く）解釈できる抽象概念「楽しい生活」という何のことだか実は具体性のわからないキーワードが選択されている。 > 当然、言葉の流れの中に恋愛性の興奮とか悦びみたいな女性的感覚を読み取る事もできません。そうなんです、「楽しい生活」って自分で選んだ言葉なんですが、どう表現すればいいのかわからなかったんです。彼と一緒にいられることが嬉しくて楽しい、ただ漠然とこの先も一緒にいられたらいいな…という感じを表現したらそういう言葉になっちゃいました。意味わかんないですよね…。 > 実際分離不安のような形で認識されているものが”具体的にどんな種類の関係性（幼児期）に起因するものなのか”これまでのお話だけだとわかりませんから、まずは内面を見つめて「いったい自分は何をしたがっているのか」冷静に考えてみるって事が重要に思います。何をしたがっているのか…、考えようとするとわからなくなります。前はもっと外に出かけるのが好きだったのに、ここ数年は休みの日はあまり出かけません。仕事が変わって、看護師だった時に比べてかなり規則的な毎日なんです。以前は夜勤が不規則にあったり、休みも思うように取れなかったですがそれなりに合わせて結構ドライブや旅行とかも行っていました。当時お付き合いしていた男性との関係の中では、今の彼ほど怒りだとか癇癪的な思いは感じていなかったと思います。最近は…彼に依存状態で、彼が来てくれるのを心待ちにしてる…っていう日々でしたね。恋愛、の前に、自分を見つめる…。まだ、彼が近くにいてくれないと寂しい…という気持ちがあって、彼との関係を否定してしまうのが怖い気持ちもあります。先日、「なぜいつもあなたの恋愛はうまくいかないのか(ジャネットＧ.ウォイティツ著)」という本を読みました。自分に当てはまっていると感じる部分もある一方、私はアダルト・チルドレンなの？と疑問に思う(違和感がある)ような感じがしました。今回の返信は読みながら、すっごい泣きました。ダメ人間って言われたような感じがして。(笑) 何回も読んでここまで文章を打った今は、少し落ち着いたんですが…。いつもお返事ありがとうございます。

906	むしろ肯定なんですよっ	kagewari			2008/01/19 16:36

	『自意識の関与』これあっての自己性（個性）です、むしろ共同幻想的な社会性とは、その名のとおり社会適応のための社会性で、特段個性としての自己の関係は専ら「社会適応している部分のみ」で（社会適応に”自意識”がプライオリティーを置いている場合に限り）評価可能なのですから、自己といえば支配的なのは自意識の関与である事は言うまでもありません。自意識が抑圧される状況下で起きる事は、反動形成の概念から言えば「むしろ（自意識の）本音の反対」となるので、抑圧下の「なんだかな～」を認識するって事で初めて「隠れた本音が浮かび上がる」のであり、確かに現実にその本音が反映されていない事も事実ですが、そこで初めて「隠れている自己を肯定できる」んです。かなり乱暴な言い方で言うなら抑圧下で起きている事は、本当の自分じゃないんだと言い切っても大きくハズレじゃありません（構造的に論証可能ですし、心理学的に証明もされています）。ですから「どうやって、意図せざる行動から自意識マターを回復するのか」がテーマになるんです。「なんだかな～」を確認することで、初めて回復するべき自己がようやく視界に入ったのですからね、さて、話は各論になりますが >母が看護師で夜勤もしていたので >前はもっと外に出かけるのが好きだったのに、ここ数年は休みの日はあまり出かけません。仕事が変わって、看護師だった時に比べてかなり規則的な毎日なんです。重要な連想性が成立しています、やはり鍵は「分離不安」です、情報が限られていますから、一部推測になりますが、おそらく史さんは「ものわかりのいいいい子」である部分をかなり幼児期から要求されていて、当然大人の仕事社会の道理のわからない幼児期の史さんはその要請の同意を「なんとなく幼児特有のデフォルメ（両親の権威や正当性を過剰に評価してしまうこと：神格化にまで及ぶケースもあります）」で、合理化してしまった。この合理化とは「頭だけでわかる」みたいに、聖域のようなロジカルを形成してしまったという意味で、本人（自意識）が納得したのではありません。この状態になると常に自意識はその聖域に干渉できないために、聖域に関わる欲求は抑圧（内向して無意識のストレスとなる）されてしまうんです。言えなかったことは「お父さんもお母さんもっといっしょにいて遊んで欲しい」ですよ、この言葉を飲み込んで（無意識化しているので特別欲求としても認識されない）しまっているため、副産物のようにセットで恒常的な分離不安を抱えているのだと考えられます。この構造を年頭に考えてください。「いっしょに遊べない理由と聖域」⇒象徴化されているキーワードが『看護師』なのでしょう。ですから、自分がその同じ看護師である時には、分離不安の元凶でもある「いい子でなくちゃいけない理由」を自ら体現しているワケですよね。これを私は”自意識共犯”と呼んだりしますが、「仮想的に、当時の自分が大人の判断も承知の上でいい子である事を納得した」かのような状況が、偶然自分自身が職業選択として「看護師」を選択する構造が類似するため分離不安も沈静化していた（これは沈静化していただけで解消したのではありませんよ、幼児期の本音は違うんですから）。当時と同じように「受身に」沈静化していた。その反対「看護師を辞職する（自己決定）事」は、当然「看護師に纏わる正当性根拠」を揺さぶりますね、潜在化していた分離不安が表面に出てきてもおかしくありません。この状況を証明する事実もあるんです。　↓ >父は公務員でしたが、仕事が終わるといつもパチンコに行っていました。この状況なら、仕事が終わっているんですから遠慮無く「お父さん遊んで」と言える筈ですよね。しかし史さんはその発言すら言わない子なのです。「ものわかりのいい子が過剰に合理化されているために、両親が遊んでくれる環境でもその欲求を表に出せなくなっている」ここで、記憶の関連も説明つきます。冒頭の説明を思い出してください。 ■むしろ共同幻想的な社会性とは、その名のとおり社会適応のための社会性で、特段個性としての自己の関係は専ら「社会適応している部分のみ」　↓ >学校の行事や学童保育に行っていたことは覚えています。そういえば、家で過ごしたことの記憶はあまり浮かんできません。自意識が関与した”自分”が、当時の史さんには「とても希薄だった」からですよ。そして、社会適応している程度の記憶等さして印象にも残らないので、記憶も希薄だ。それほど史さんの幼児期には、両親との接点が希薄だったって事です、この時から、恒常的に分離不安は潜在化し、 ■「看護師を辞職する事」という自意識の関与（自由意志＝自己責任＝自意識の反抗）で初めて（これがトリガーとなって）、現実の形で表面化した。当時父や母に振り向けたかった強い「いっしょにいて欲しい（無理に抑圧すると欲求は「いてくれないとダメ→激怒」のように誇大に拡大します）」という興奮が、今の彼を投影対象に吐き出されている。こういった構造の解消には、自分の幼児期の想いをサルベージする事が近道です、過去の”ミッシングピース”がみつからないので、現在にも同じだけの”自己の実存に空白”が生まれている。その”ミッシングピース”は、自分が幼児期に「かんじてよかった筈の、」「父や母に伝えてもよかった筈の、」「子供なんだから、そう想うのが自然だよな、」「本当はこうして欲しかったんだよな、」その子の気持ちになって、言葉にならなかった当時の「自意識の名誉を回復する」んですよ。あの時いえなかった事を、大人の私がサルベージしましょうって感じで。この過程をスムーズに定着させるために、昔暮らした街へいってみたり、子供時代立ち寄った店を尋ねてみたり、当時通った小学校を見にいったりしてもいいでしょう。なんせ抑圧されていた感情なので、忘れていた記憶を思い出すって事とは若干違いますが、その行程は同じです。実際現実の親子間でなにやら面倒な話をしなくちゃいけないって事じゃありません。自分ひとりで、内省的に「あーだったかもね、こうーだったかもね」と、当時の自分の名誉を回復する。鏡に映る実像が回復するように（これ予め言っておきますがそこそこ時間かかると思いますよ）現実の”自分”にも自意識の名誉が回復され、自意識マターが機能し始める筈です。ま、恋愛性なんてものは、その後から考えればいいことですよ。ちなみに「ダメ人間」ってのはこういう意味ですよっ心理学テキスト Ⅶ『普通の世界』私的には「誉め言葉」です。

908	「私」について…	史			2008/01/20 14:20

	私の今の職業が、私の今の意識に関連しているというお話、そういえば今の彼との出会いのころにちょうど仕事が変わったのです。仕事が変わったといっても、職種はほぼ同じで看護師が保健師になって部署異動(業務命令)になっただけなんですが、仕事に必要な視点、視野がかなり広がって期待と戸惑いとで揺れ動いていました。部署異動の話が私に回ってきたのは、前の彼が亡くなってまだ１～２か月程度しか経っていない時で、職場復帰して間もないころでした。亡くなった彼は私の勤務先での出会いでしたので、職場のスタッフみんなが知っています。彼が亡くなるまでの半年間は休職し、休職期間が長引いたために一度退職扱いとなり、その後同じ職場に復職しました。みんなに迷惑をかけてきてしまったことが申し訳なくて、なんとか早く以前のように仕事ができるようになりたくて、多少無理もしていたと思います。夜勤明けそのまま日勤に突入…なんてこともありましたが、それでもそれがみんなの助けになる＝自分が認められている、みたいな感覚になって気持ち良くなっちゃってたんでしょうね。そのころは体力的にも精神的にも仕事でいっぱいいっぱいだったので、彼が時たま連絡くれて私の部屋に来ても、私は表面上はにこにこしてましたが正直めんどくさくてされるがまま…体を求められることが嫌でも「抵抗しなければすぐ終わる、その方が早く解放される」みたいな感覚で応じていました。だから、彼が1か月に1回程度しか連絡をくれなくても「彼も忙しいんだろうし、私のことだけ構ってられるわけでないんだろうな」と思ったりして、私から彼に「会いたい」とか「連絡したい」という気持ちがあってもそれを抑えていました。抑えることができていたというか…。これが自意識共犯というところでしょうか。その後、病棟業務が過密になって急変する患者さんも重なり、「私のミスだ、私が異変を見逃したせいだ」という思いから「逃げだしたい」という気持ちでいっぱいになっていたんです。それで部署異動の話を承諾しました。本当は看護師業務のいろんな分野で勉強したいことや挑戦したいことがいろいろあったんですが、今回の異動が先の目標の土台になるかもしれない…と自分を納得させていました。ちょうど私が病棟から離れる1か月ほど前に新規採用になった男性スタッフと仲良くなる機会があり、その人と急速に親密になりました。その男性は年下でしたが、妻子のある人でした。仕事の話から意気投合してその男性から、いろいろ仕事上の疑問や相談などを持ちかけられるようになるうちに、相手からのアプローチを断りきれないまま一緒に過ごす時間が多くなって行きました。その男性は離婚をしました。私は、先に出会っていた彼へ「好きな人ができたから、あなたとはもう会えない」と告げました。すると、彼は急に私へ近づいてくるようになりました。私はどっちにも申し訳ないと思ってしまい、結局どっちかを選ぶということがどうにも自分で決められなくて、どっちともに状況を話し「もう会いません」という答えを出しました。年下の彼の方は、「他に好きな人がいるんだね、その人と幸せになって」と言い、もう一方の彼は「他につき合っている人がいても、その次でもいい」と言いました。私は断りきれないまま今の彼と会い続けて、今の状態になってしまいました。今の彼の姿を見抜くことができていなかったんですね。 > 情報が限られていますから、一部推測になりますが、 > おそらく史さんは「ものわかりのいいいい子」である部分をかなり幼児期から要求されていて、当然大人の仕事社会の道理のわからない幼児期の史さんはその要請の同意を「なんとなく幼児特有のデフォルメ（両親の権威や正当性を過剰に評価してしまうこと：神格化にまで及ぶケースもあります）」で、合理化してしまった。 > 言えなかったことは「お父さんもお母さんもっといっしょにいて遊んで欲しい」ですよ読みながら一気に泣いてしまいました。そうですね、父や母にもっともっと注目してほしいという思いがあったと思います。学校の成績がよいとほめてくれるのでそれが嬉しかった。得意の水泳で一番を取るとほめてもらえるのが嬉しかった。当時スイミングスクールで、選手の育成コースに入らないかと誘われていたのですが、そこに入るのが怖くて水泳自体をやめてしまいました。自分より優れた選手に混じると、落ちこぼれて誰からも注目してもらえなくなるかもしれないという不安があったのかなと思います。中学、高校、大学は、母の期待に副えるようにという思いがありました。父はあまり学校の成績や進路などに取り立てて意見することはなかったので。大学からは親元を離れたのですが、自分の成績で入れそうな公立大学を選び、親の職場がらみの女子寮に入りました。築数十年のボロボロの寮でした。その2年後、妹が進学した際には私立の学校に入り都会のマンションで一人暮らしを始めたのを見て、うらやましく思っていました。私は姉だから、我慢しなくちゃと思っていました。抑圧、していたんですね。それが、今の自分を形成していたんですね…。大学を卒業して、社会人(看護師)になって2年目でした。突然、母が実家からいなくなりました。当時、妹も社会人になっていて妹は実家で両親と3人暮らししていました。私は地元には戻らず、大学のある都市で就職していました。母が、「同窓会に行く」と家を出たまま数日後には「もう帰りません」という電話だけを入れてきたのです。家族みんながパニックでした。捜索願も出しました。約3か月後、探偵などに依頼して母は見つかりましたが男性と一緒に暮らしていました。裁判などになり、両親は離婚しました。今でも財産分与の件で裁判が続いているそうですが。母が家を出て音信不通になった時、母は私にだけ連絡をしてきました。「お父さんには言わないでね…」と言う母、一方で一生懸命母を心配して涙しながら私に電話をしてくる父、私はどうしていいのかわからず、でもなんとかしなくちゃ、私がしっかりしなくちゃと思っていました。結局、私には何もできなかった。父と妹と私と3人で、母の居場所へ行った時に、母は子供のように泣きながら「帰りたくない、ここにいたい」と言っていました。そんな母の姿を見て、妹と一緒に「気持ち悪いよね」「バカみたい」という言葉を発していました。私は、母とそっくりな外見の自分が嫌でしかたがないです。顔が「お母さん似だね」とよく言われるんです。同じ職業を選んだ自分も嫌で、しかも、母が今一緒に暮らしている男性は母の勤め先で知り合った男性だったそうで、私もまた自分の勤める職場で知り合った男性とお付き合いしていたので、母と同じ道筋にいる自分が嫌だと思います。昨年、母方の祖母が亡くなった時に母から連絡がありましたが、それ以外は一切連絡を取っていません。母のことが憎いと思う一方で、母を求めている自分もいると思います。でも、そんな自分を認めたくない…。気持ちがぐるぐるします。母から連絡が来ると、「いい子でいなくちゃ」という自分が出てきて自分が混乱するのがわかります。それが嫌だから、私からは一切母にアプローチしません。幼児のころのことは思い出せないですが、比較的新しく起こったこれらのことが、今の私に大きく影響しているのでしょうか…。話が、ごちゃまぜになりますが、彼との関係のことで…。今日は彼に先日の手紙のことなども含めて「その後変わったことはないですか、私は何もありません。何かわかったこととか進展があるかどうか聞きたいです」とメールで伝えました。返事はありません。こないだまでの私ならすぐにメールの返信がないと「なんでしてくれないの」と何度もメールしてしまっていましたが、今日は「仕事が忙しいのかな」「家にいるからメールできないのかな」「別に何も伝えることがないから返事しないのかな」…等々自分の中で考えて、「まぁいっか」と思うことにしました。それと、今、私はとある資格の通信教育を受けているのですが、課題のレポートが一つ不合格で返送されてきてしまって(泣)、とたんに「私は誰にも認めてもらえない」みたいな被害妄想？のような感覚になりました。すぐさま携帯握りしめて、彼に連絡しようとしてしまったのですが、ちょうど友達からの新着メールがあって、「レポート落ちちゃったよ～」と愚痴って、さらに別の女友達にも「なんかいい参考書ないかな」と相談したりしているうちに、「彼に電話してもレポート合格するわけじゃないしなぁ」と思えるようになりました。「一拍置く」という感覚って、こういうことかな？と思いながら、またすぐ彼に連絡したくなる自分もいるんです。「立ち上がった自意識を維持するテンション」すなわち集中力って、こういう時に必要だってことですかね。

910	Re:「私」について…	kagewari			2008/01/21 19:58

	どうやら母親が強迫のコアですね抑圧自体は幼児期から始まっていて、思春期にかけてもその圧力は強まった。ここに自意識共犯が関わります、この時が自立のチャンスだったからです「水泳選手の選択」「進学の選択」特に現職から考えれば、進学の選択には事実上職業選択も関わっていたでしょう。ここで「空間デザイナー志望だったら？」「洋画配給会社の広報志望だっら？」「携帯のキャンギャルやってたら？」いろんな大騒ぎが副産物であったでしょう。そしてここは”自分の選択”を意識するチャンスでもあった。（それを断念するインチキ正当化屁理屈を思いつくのが自意識共犯）母親の失踪は、むしろ強迫を強める結果を招いたと思います。何故なら深層心理において象徴化された母親は、既に現実の母親から乖離（幼児期のデフォルメで）していて、強迫が継続する理由や原因はコミュニケーションの障害です（誇張が拡大されるのは”わかりにくさ”）。ですから現実の母親のイメージ破綻は、乖離が大き過ぎすぎて深層心理に影響を与えることはないし（対象者の死別により強迫が拡大するケースも少なくありません）、その破綻は母親の自滅的言動によるもので、ここに史さんの自意識は関係者としてもほとんど登場しません。ある意味（自然な反抗期として）対決する接点すら失ってしまった、表現は完全な間違いなのですが、その”乖離の部分だけ”をわかりやすく説明してみると「宿命のライバルが最後の対決直前に死別してしまった」的な現象です、「表現できない澱のようなものがドス黒く腹に響くような感じ」とでも言えばいいでしょうか。つまり、母親の失踪は史さんの事実関係（直接によるコミュニケーション）からの強迫離脱のチャンスを奪った。（父親の号泣も同じです「今の彼（父親）とあれこれ話すのももう、、」になりますよね）以降結果として史さんの自我は「自暴自棄」的傾向を帯び始めたそれが読めば読むほど、「巻き込まれた男性の方が哀れなんじゃござんせんか」的な恋愛的な内的ストレス暴発を促進しています。（確かにこういう状況にはストーカーの種がありますよ）若干補強しますが、芸能人なんかの噂でよく耳にする「魔性の女」や「恋多き女」、ここには私が『トロフィー現象』と呼んでいる状況が関係しています。この芸能人の事例、大概が”絶世の美人ってワケじゃない”んですよ、前レスで説明しましたが、男性にとってそれほど『天からの恵物現象』は痛いほど魅力的なんです。極端に言えば、男性にとって自分の理性的な判断を失うほどにです、当事者である女性はむしろ「誰でもいいわ」な状況で、特定の男性の人格への興味を失っていますから、これは関係社会に環状に広がりをみせ場合によると男性社会の間で噂になる事すらあります。こうなると完全な『トロフィー（原型はハンターが飾る最も素晴らしい角をもつ獲物）』です、追いかける男性も理性を失い、家庭があろうがなかろうがな（その辺の決断の背中を押してしまったり）事にもなります。ここと近似する事例で、自暴自棄状況のメンタルに悩みを抱える女性が”性犯罪者に狙われやすい”なる現象も起きます（ここには正確な統計は無いのであくまでその傾向があるとしか言えないのですが）、背景にある事情はよく似ています（後者の場合被害妄想を実体化したいと深層心理が”呼び込む”事すらあります）。 >「立ち上がった自意識を維持するテンション」すなわち集中力ここ後一点申し上げるなら、暫く恋だの愛だのって自己規制するぐらいの平常心も是非意識してみてください。若干ですが性依存症（これは快感依存ではありません、むしろ行為に対する快感は感じないケースが多く、「求め”られる”」「性的に必要と”される”」的欲求を満足させるために性的人間関係に依存してしまう現象です）的な傾向あります。まー、現在の彼の件は流れに任せる程度としてですね、、禁欲主義の聖職者ほどである必要無いとは思いますが、断食ならぬ禁欲週間というか、、こういう部分をちょっと意識してみてください。欲求の流れというものは、面白いものである程度の外向性を確保していればひとつの欲求を断念しても、それが”主体的選択”であればオプションやオルタナ定義の動機形成が行われるので（代償満足とは違います）構造的な欲求不満を心配する必要はありません。史さんの現状は鬱であるとか内向化を心配するほどのレベルじゃありませんから（その一歩手前）、自意識で選択する事により新たな自立的動機形成が行われる筈です。前回のレスで私が「ま、恋愛性なんてものは、その後から考えればいいことですよ。」と答えたのにはそういう意味もあっての事です。大きく心理的な環境を変化させる手っ取り早い方法ですが、実際の選択はご本人で探してもらわなくちゃいけませんが参考までに考えてみると「看護関係の仕事をスパッと切り捨てて、水泳始める」のような選択に思います。

915	だいぶ整理がつきました。ありがとうございました。	史			2008/01/24 13:08

	なんとなく、今まで自分の中に埋もれていたものが見えて繋がってきたように思います。ありがとうございます。この数週間の間の自分の行動・思考がどこから湧いてくるものなのか、自分が起こした行動なのに怖いと感じていましたが、生育歴の中に取っ掛かりがあったことに気づき、自分と向き合っていけそうだと思えるようになりました。今回、彼との関係の中でこういう自分に気づけたと思う一方で、彼の奥さん(が、今回の一件に何かしら関与しているんじゃないかという推測のもとですが)も彼への執着というか、彼に対する言動(携帯電話に位置検索機能をつけて頻繁に位置確認をしたり、『携帯の電源切ったって、車に発信機をつけましたからね』などと彼に言ったりする)は、彼女の成育歴に何か糸口があるのかなぁ…なんて余計なことすら考えています。もう少し、気になることがあるので相談させていただきたいのですが、今回私は彼に「依存的擬似恋愛状態」でありましたが、その間特に彼が私から離れて行きそうになる(「離婚するまで待ってて」と言われて、彼が自宅に戻ってしまう)たびに「彼の子どもが欲しい」と強く思うことがあり、全く避妊を考えずに彼と性交渉を持っていました。(妊娠には至りませんでしたが) また、私が彼に「私は別の人とやり直すことができるけれど、奥さんにとってはあなたしかいない。だからあなたは今ある家族のところに戻るべき。」と言って(これ、私の自意識共犯のもとに発せられた言葉なんでしょうかね)、逆に自分から彼と離れようとした時には、彼の方が「史と子どもを作って育てていきたい」と言って、彼も全く避妊をしていませんでした。この時の彼側の心理は > 追いかける男性も理性を失い、家庭があろうがなかろうがな（その辺の決断の背中を押してしまったり）事にもなります。になるのでしょうか？今思うと、私から感じる印象なのですが、自分のおもちゃが誰かに取られそうだから駄々をこねているような感じ、「史を自分のモノにしたい、そのために子どもを作ってその子に欲求を満たしてもらおう」みたいな心理なのかなぁって思うんですが、どうでしょうか？また、同じように私も彼がいなくなるなら別の投影対象を作り出したいという意識(無意識？)が働いていたのかなとも思うのです。それと、昨年には妹が子どもを出産し「羨ましい」という思いもありました。ですが、私は社会人1年目の時に妊娠・中絶を経験しておりその時の後悔から自分は女性として失格だという思いをずっと持ち続けていました。数年前にも臨時職員として、母子保健の保健師に携わった経験があり仕事上育児困難に関する相談に対応することもあったのですが、その相談者の気持ちがすごくわかるというか、私も育児困難や虐待を起こすんじゃないだろうかという予感がしていました。それでも子どもが欲しいと思ってしまいます。彼の子どもが欲しいのか、自分の子どもが欲しいのかは自分ではよくわかりません。自分と同年代の人は皆、結婚し子どもがいるので自分も早くそうなりたいという思いもあります。これも何か抑圧されたものがあるからなのでしょうか。 > 若干ですが性依存症（これは快感依存ではありません、むしろ行為に対する快感は感じないケースが多く、「求め”られる”」「性的に必要と”される”」的欲求を満足させるために性的人間関係に依存してしまう現象です）的な傾向あります。わかります…。性行為に対する快感ではなく、「られる」「される」の状態へ満足するために一時期(大学生の頃)、不特定多数のその場限りの関係を、お金をもらいながら繰り返していたことがあります。大学を卒業してからは、金銭をもらって知らない人と…ということはなくなりましたが、性的関係を持っていた対象は不特定でした。今は特定の「彼」がいることで、その彼に「求め”られる”」ので自分は満たされている状態となり、それに依存しているということですよね。「子どもが欲しい」とか「結婚したい」とかいうのも、欲求を満たしたいがために代償的な満足を求めているということになるのでしょうか。 > 「看護関係の仕事をスパッと切り捨てて、水泳始める」びっくりしました。そう考えたことが何回もありながら、挑戦できずに目をそらしてきたようなところがあったので…。そう考えるのは、自分としては「現実逃避なのかな」なんて思って、打ち消していました。気分転換だと思って、新しいことや途中で諦めてしまったことなんかに挑戦すること、考えていきたいと思います。

916	各論になりますが	kagewari			2008/01/26 03:13

	>彼に対する言動(携帯電話に位置検索機能をつけて・・・彼自身結婚歴数回なワケですよね、これまでの話から考えても少々イカレタ奴ってのが事実でしょう、内向性の夢想家なのか、自分のしている事をさっぱりわからない馬鹿なのか、そういう彼と婚姻関係にあるのですから（共依存的対象で関係する事が多いのも事実です）彼女にも何らかの問題あってもおかしくないですし、その言動は異常ですね。又女作ったんじゃないかと察知したところで、とっとと離婚するのがマトモな対応でしょう。 >特に彼が私から離れて行きそうになるたびに「彼の子どもが欲しい」と強く思うことがあり、全く避妊を考えずに彼と性交渉を持っていました。実際彼の実績から言っても、子供は何の保証にならない事からわかるとおり、そもそも離婚率50％を超える我が国において、子供は両者の関係の何の保証にもなりません。むしろ伝統的な我が国の文化から言えば（元をただせば明治以前はフリーSEX系のラブ＆ピースな国）夫婦の間の子供が「誰が種だかなんかどうだっていい」ぐらいのワイルドで大らかな国民性です。そこでやたらと”結婚”であるとか”子供ができたの”等が象徴的な意味を「特別な事」として持つのはどんなケースか考えてみましょう。「自分が特定家族との関係で子供である事を特別と意識している場合」ですよ、つまり家族関係において過去に葛藤を持っている強迫的認知に頻繁に起きるケースです。そもそも個人の時代の台頭で、誰しもがみな結婚しなくちゃいけない的な認知に社会的な疑問が広がった結果、晩婚化や少子化が起きているんですから（明治以前を考えれば「子供を生むことに特別な意味が無かった（後継ぎ以外は農家の労働力程度の意味でしか無かった）ので」バンバン6人も7人も産んだのです）、本来これは如何なものかと、背景となる歪んだ社会性（結婚願望現象）の変革を現在待っているような状況なのです。社会的にも薄々好き好んで若い時に結婚する等いかがなものか（10代なんかで結婚してしまう芸能人の報道は半ばドキュン認定に近いものが阿吽の呼吸で背景にある）なぐらいの勢いになってます。又、結婚式ネタ等も（未だに女性にはこの強迫にかかっている層が多いのは事実ですが）、限りなく阿吽の呼吸で「不快ネタ」として定着しつつありますよね。社会全体が一度結婚幻想をチャラにして、もっと気ままに（結婚イベント等行う事が恥ずかしい行為と定着するぐらい）「結婚したり別れたり、子供産んだり、産まなかったり」等一度文化的にも再構築が必要な状況にあるんですよ。なのでどんな政策を打っても少子化問題が解決していないんです。文化の問題である証明です、それこそ個人の選択ですから「非婚の人の親友には子供５人産んでる人がいる」な自由な世界が在るべき姿でしょう。本来結婚はオメデタイ会ってワケでもありません。オメデトウって言葉はご祝儀ですから、むしろ「オメデトウと言うしかない会」なんです。「心機一転ベンチャーの会社を立ち上げました」って、そりゃ確かにオメデトウと言うしかありませんが、みなさんそれこそ阿吽の呼吸で「これからが大変だよ（半分以上が失敗する賭けに出たんだね）」と冷静に見つめなくちゃいけませんからね。　↓ >特に彼が私から離れて行きそうになるたびに「彼の子どもが欲しい」と強く思うことがあり、全く避妊を考えずに彼と性交渉を持っていました。これは最も危険な行動です。言わば子供を自分の深層心理の問題のネタに利用しようって話です（私は”人並みの”幸せを望んでいるだけだ的な正当化のため）。このケースだと自意識では何ら現実を見据えた決定が無く（無意識的な幼児の夢が元ネタなので）、いざ本気で現実に子供が生まれてしまうと「育児不安」や「虐待」に繋がるケースが多くなります。 >逆に自分から彼と離れようとした時には、彼の方が「史と子どもを作って育てていきたい」と言って、彼も全く避妊をしていませんでした。彼の言葉は現在の家庭からしてそうですが、（子供がいたとしても）なんら信憑性ありませんしね、それ以前に「避妊をしないので困る男」ってジャンルが男の世界に存在します。ここ若干説明しますが、とにかく男性には女性全般に一種の不安症傾向がある点は説明しましたね。男性にはマチズモ的強迫（近代文明では女性の結婚願望同様、男性の側に頻繁に起きる事です）があります。拘っているのが男性誇示であるため「強い男と思われないと不安だ」な現象になります。欧米の場合には性行為時の男性の暴力（夫婦間でも）等がメンタルな面で問題視される場合が多いですが、この現象の背景としてですね性行為時に男性誇示的強さをアピールしたいって心理があるんです。私長々と何を説明しているのかと言いますと、射精に至らずに性行為の最中に脱力等すると、男性誇示的なプライドは比較的容易に傷つくんですね、世間的には性器のサイズや姿形・早漏がコンプレックスの話としては有名ですが、それだけでなく射精に至らない事もかなり強いコンプレックスネタとなります（この辺が１大産業になっている事も事実ですよね）。性風俗のザービスとして最も上位のサービスは「避妊しない性行為（流石に通称はここでは書きませんが、、）」です。 2ch辺りの掲示板でもこの情報確認で大騒ぎになる事は有名です。事実、高級ソープにおいては「厳しい衛生管理の上で避妊しない性行為」が保証されたりします。わかりやすく言えば、快感レベルが高いので男性の側（特に男性誇示に不安感のある→射精不安等）にとって、不安感のある男ほど避妊したがらないんです（ここ後先の事を考えていないのは言うまでもありません）。こういう背景がバレるともっともカッコ悪い（男性誇示的不安感だけはパートナーに知られたくないものなので）ので、そんな時の方便は「僕だって子供が欲しいんだよ」です。こういう人物の台詞は最も信用性がありません。射精したい（という形で男性誇示に成功したい）という興奮状態で何言っているのか自分でわからない可能性すらあります。 ■『トロフィー現象』より深くわかっていただけると思います。 >自分と同年代の人は皆、結婚し子どもがいるので自分も早くそうなりたいという思いもあります。この「私の周辺では」なる言葉を前提とする実数も誇張されるケースが多いんです。（実際私の周辺には、結婚等していない人が大半です。）又総務庁的な統計でも晩婚化や非婚は数値の上でも証明されています。しかし何故「私の周りはみんな結婚している」や「私の周りの子にはみんな彼氏がいる」等の現実離れした認識が実際に多いのか？これですね、交友関係そのものが「その可能性の高い友人関係を構築している」ケースも多いんです。つまり、自分自身の強迫傾向を正当化したい潜在意識から、殊更保守的な婚姻をしそうな人物を好んで友人にする等のケースが（これ完全に無意識）多くなります。実際世論調査や、ニュース媒体等で実数がわかっているのに定番のように使用される言葉は「みんな」です。「みんな結婚している」「みんなに彼氏がいる」これ限りなく幻想ですから、都合のいい現実の偏向です。以降の話は上記までの説明でほとんどカヴァーされていると思います。最後の部分になりますが >びっくりしました。そう考えたことが何回もありながら、挑戦できずに目をそらしてきたようなところがあったので…。 >そう考えるのは、自分としては「現実逃避なのかな」なんて思って、打ち消していました。そうなんです、むしろ逆だったんです。強迫性の認知を追認するために、「現実逃避なのかな」等の適当な理由を思いついて”現実”から逃避したんです。正に自意識が抑圧されたんですよ。どんどんやるべきだったんです。　↓ >気分転換だと思って、新しいことや途中で諦めてしまったことなんかに挑戦すること、考えていきたいと思います。これではまだ足りません、気分転換等の軽いものじゃありません。自分の人生を取り返すための戦いだと思ってください。当然新しい事なら失敗したり、やっぱりダメか等思うこともあるでしょう。そんな時には「そういう弱気は予想していた（強迫がらみだなと）」と言い放つぐらいのタフさを身に付けるぐらいでちょうどいいんです。「その手にひっかかると思ったら大間違いだ、私（自意識）を嘗めるなよお前（強迫下の自分）」ぐらいの勢いでいいんです。失敗しても、うまくいかない事あっても食っていけりゃいいじゃないですか（笑「冗談じゃ無いこれからは私の好きにさせてもらう」ぐらいのテンションを保ってちょうどいいのです。ですからそれは「挑戦」ではありません。本来なら当然自分に出来ていた事、或いはやっている筈の事だと考えて、あるべき自分を取り返すポジションで戦闘体制に入るって事です。自意識が本気出すって、そういう事ですよ。「よく考えたらそんなにやりたくないかも」なんて思ってもですね、それでも「いいんですっ」。「やりたいもやりたくないもクソもネーだろ、お前（自分）」「間違ったら方向転換してもいいが元の世界にゃ二度と戻らんぜ」なんて感じですね。こうして生きていると、なんとなく”過去の世界からテイクオフした感じ”は自分でも掴めるものです。そしたらもう安心です。以降は手綱を緩めて楽に行けばいんです。

900	マンションの防犯面と、ストーカー行為のことで…	史			2008/01/15 23:20

	恋愛性の部分は、なんとなくわかったようなわからないような… でも、少し彼との関係性を見つめ直す時間を持ちたいと思います。いろんな本とか読んでみたいなと思いました。ストーカーへの対策の方へまた戻るのですが、今のマンションは、築5年総戸数76戸の賃貸マンションでシングル、ファミリー、ディンクス、割と多様な世帯が混在していて、土日祝日も含めて毎日8時半ごろから17時ごろまで管理人室(正面玄関を入ってすぐのところ)に管理人さんが常駐しています。私の部屋は５階で隣と上階の方とは顔見知り、顔を合わせばご挨拶をします。お隣はファミリーでよくお子さんの泣き声が響いてきています。マンション周辺は分譲マンションと月極駐車場、パチンコ屋さんがありますがあまり密集していません。マンション自体は道路に面して角地にあります。あ、あとペット同居型マンションなのでよく犬の声も響いています。というか、自分も犬を飼っていてよく吠えています…。(苦笑) 今の時点でもいくらか防犯性が高いと思ってもよいでしょうか…。また、昨日警察署へ行って事情を話した後、今日の夕方、担当の方から電話があって防犯ブザーを持ちなさいと言われました。で、防犯ブザーをいただきました。対応している現実が不安感を和らげるという意味がわかりました。警察の方も割と親身に話を聞いてくださったので、手紙に出てきた彼との関係もお話ししましたし、相談しやすい雰囲気だなと感じました。それから、脅迫の手紙以外にも実は１か月以上前(11月下旬ごろ)ですが、会社に若めの女性から私の上司に電話がありました。これは今回の手紙とは無関係かなぁと最初思っていたのですが、最近起こった出来事を遡ってみたら関連しているのかもしれないと思ったので追記します。その電話は「そちらに○○さん(私の実名)という職員がいますよね、その人不倫しています」ということを告げ、「そちらの病院は評判がいいようですが、人の命を預かる立場の人がそういうことをしているんですね」「このままならば裁判も考えています」というようなことを言っていたそうです。上司が感じた印象としては、非常に落ち着いて冷静な態度で責めるような口調ではなかったとのことでした。また、お付き合いしている彼の車は私の自宅から少し離れたコインパーキングに停めていたのですが、「ミツケタ」とカタカナ書きされたメモ紙が車に張り付けられていたことが３週間ほど前(12月下旬ごろ)にありました。(一度きりですが) これらのことは今回の手紙とは関連づけにくいでしょうか…。彼の身の回りでも変なことが起きていて、以前私がお付き合いしていて亡くなった元彼の名前を語った人が、彼の自宅を訪ねてきた…というのです。というのは、奥さんが話していたことらしいのですが、彼が私の家にしばらく泊まって自宅に帰らなかった間に、「△△さん(私の元彼の実名)のお宅ですか」と訪ねてきた男性がいる、と奥さんが言っていたそうです。元彼の名前は珍しい名前なので、そんな不自然な出来事は偶然でもありえないと思うのですが。私に対するストーカーなら、彼の自宅にまで足を延ばすようなことがあるのでしょうか…。この出来事は、私への手紙とは別件でたまたま同時に起きたことなのか…なんだか気持ち悪いです。相談の内容が逸れてすみませんが、ご意見いただけたらと思います。

901	ごめんなさい	史			2008/01/15 23:23

	別スレッドになってしまいましたが、900は899への返信として投稿したつもりでした。すみません。

902	まずですね、	kagewari			2008/01/16 12:11

	あまり詳しく物件概要説明しちゃいけませんよ。それもプライバシーですから注意しないと史さんと、それはともかくざっと概要読んでみて「管理人がいる点と遮音性能がたいした事無い点・隣がファミリーである点は防犯上では好ポイント」ですが、それ以外は不動産のファンダメンタルから言うと防犯性は悪いですね。先ず町内会の防犯関係の役員なんかが暮していなさそうな上（実際偶然入居していたとしても外からはわからない）にまず築5年（不動産的には棟内社会を含めて幼児ランクの内容）がいただけません。簡単な話です、そのマンションにはそこで15年以上暮した人が「ひとりもいません」から。都市部の場合、新規参入者の多い街（その土地に10年以上住んだ経験がない）ほど治安は悪化します、ここ同じ意味です。『地元』にその物件を巡る十分プルーフされた経験が無い、物件自体よそ者である（築年数の浅い物件はシングルオーナーの敷地等にある場合を除き、地域から浮きますし、そもそも低層住宅街で分譲マンション計画があると激しい反対運動が起きる原因のひとつは”突然よそ者が一挙に100人前後”街に現れる事も一因ですし、建築を含めて地域の治安は長年の文化でプルーフされているからです）、そしていけないのは『角地（どちらからでも侵入できて、死角側に逃げられる）』と『パチ屋（これは当然ですね、非常に不特定多数の人の出入りがあり張り込みには最適です）』『あまり密集していません（逃走ルートが予め見通しよく確認できる：犯罪者は袋小路を嫌います）』『よく犬の声も響いている（本来腕のいい飼い主なら無駄吠えする犬は一軒も無い筈で、無駄吠えの時点で防犯性に繋がらない脇が甘い印象になりますし、犬個体で考えればピットブルであるとかマスチフやジャーマンシェパードってタイプじゃ無い筈ですから戦闘力もありませんし、騒がしい音がしても無駄吠えでかき消されてしまいます）』、繰り返しになりますが、根本的に犯罪者の世界で「築浅オートトック」は”楽ないいカモ”です、そもそも最初からキャラクターが防犯性の悪いタイプです。繰返しますが、中堅タイプのオートロックは『入室管理の設備的なグレードの一部（簡単に言えば家賃高目で募集するためのキャラ）』で、防犯性の機能のためにはもっと莫大な予算が必要です。東京の広尾ガーデンヒルズは、取材のために小型のデジカメ持って歩いているだけで5分後にブレザーの女性係官が飛んできます、三井の高級ホテル型タワーは、二重オートロックでホテルのコンシェルジュのようなスタッフが駐車場玄関前の屋外に2名（制服の男性）、一段目のオートロック通過後のエレベーターホール手前に1名（女性）、バルコニー無し（ボックス型のバルコニーは防犯性能のボトルネックですから）、これである一定の水準になってます。ファミリー型の都心部大規模中堅マンション（築20年以上）の管理室では、常時管理人が監視カメラを見て安全確認しています（管理人室にモニターズラーっと並んでいます、しかもその管理人が地域の町内会等に顔が聞く人物）。下手に中途半端だと、むしろ犯罪者に有利になるんですよ。特に「1発狙いの衝動的犯罪」は”幇助しても”抑止できない、一見素人のストーカーが熟練の犯罪者的発想しないかと思うかも知れませんが、昨今の情報化社会では、そういう情報は容易に手に入ります。心配するのに越した事ありません、港区の六本木通り沿いの築浅系（コレが又見るからに”築浅です”と言っているような外観）「ズラーーーーーっとATMでお馴染みのグリーンのビニールポスター（警察官立ち寄り案内）」これ何連棟も壮観なぐらい貼ってありますよ、「オートロックのみなさん注意してください」の警らパトも巡回しています。 ■チェスタートンのパラドックスですよ「木の葉を隠すには森へ、石を隠すには砂浜へ」地域と馴染んでいて、マンションの屋号がどこにあるのかもよくわらなく、近隣にも似たような中堅マンションが立ち並んでいる地域。アパートならバルコニー無しで、窓側丸見えオープン型の階段で、同じく近隣に似タタイプのアパートが並んでいる地域（時々郵便屋さんが隣と間違うような）、外からみて「男性入居者が多いのか、女性入居者が多いのか、高齢者（自宅待機率高い）もいるのか、さっぱりわからないほど何の変哲も無い造り。マンションの場合なら（できればバランス釜：無頼な入居者が多い）」こういうのが最強です。東京上野方面みたいに、筋者系の人も住んでいて頼りになる（カタギには手ェ出しません）って場合もありますが、情報組織であるとか、ゲリラなんかの使う言葉にある「セーフハウス」ってキャラですね、その名の通り安全です。そこで防犯ベルと、常時底の浅いスニーカーとか履く（逃げ足が何より一番ですから）ように注意していれば気分的にも「自分が強くなったと錯覚」するほど不安感は消えますし、実際手紙の人物もその意図を何らかのアイデアで認識するかも知れません。わかりやすい話をするなら「その引越しによって、史さんのキャラが変われば（別人っぽくなる）」そもそもストーカー的投影の根拠が希薄になってくる可能性もあります。さて、「ミツケタ」ですが、大いに関係するでしょう。これ警察の担当者の人にもすぐ伝えてください。最初の返信の時から「実際相手の性別を考えても意味はない」と説明しましたね（女性である可能性もあるが考えてもしょうがないと）、そういう意味じゃこの件は反対に重要で、考えるべきでしょう。この行為も典型的なストーカー的発想です、ストーカーという共通項に強い関連性がありますから。史さんは脅迫者探しをしているのじゃ無いですからね。今の情報から準備しておくスタンスは、史さんは「異性の”自分に対するストーカー”に準備し」、彼も「”異性の””自分に対するストーカー”に準備」すればいいのです。主犯格の誰かかが、告げ口的に誰かを応援するような形で誰かを間接的に動かしている可能性もあります。ただ手紙の文面から、「女性が使うには不自然な表現」がある事や「史という史さんの親しい異性の友達などから使われる呼称をつかっている」「女性なら今ごろ史さんの携帯は鳴りっ放しになっている可能性がある（とはなっていない：同時に少なくとも脅迫者も働いていると考える方が妥当じゃないでしょうか）」事から、史さんは自分のところに届いた脅迫文を書いた人物を男性であると準備しておくのが妥当です。 ◆◆◆　◆◆◆　◆◆◆ ここからは、私の個人的意見になりますがこの話、彼が何か知っている事（現在気がついていない部分を含めて）があるのじゃないでしょうか？なんとなくですが（特別な根拠はありません）、そんな気がします。「些細な事でも何かこころあたりは無いか」ゆっくり時間を取れる時に、彼に話しを聞いてみるべきにも思いますが、

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