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『壮大な虚構』(メディア論)

この言葉はすっかり冤罪がほぼ確定と噂されている「厚労省郵便不正事件」で証人である塩田元部長の法廷での証言なんですが、この言葉が全てを表している事件です。

障害者郵便割引不正:厚労省元局長公判 続く「共謀」否定証言 揺らぐ構図、検察苦境
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20100309ddm012040102000c.html
郵便不正事件で次々に覆る供述調書 ── 大阪地検特捜は壊滅状態に
http://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/2010/03/post_507.html

(『壮大な虚構』のシリアス版を心理学のサイトの方にあげる予定なのでこの事件詳細はそっちで書く予定です:今週内にはアップの予定)

この言葉は「同じ公務員としての信用すらガタガタと」のような法廷での証言を背景にして語られた心境で、

ふと思ったんですが、、
『壮大な虚構』って言葉は少なくとも我々の記憶がなり歴史認識が幾分明快な”戦後日本全体”を指している言葉であったのじゃないか?
心理学的には、国家法人のように見立ててその法人格を人格分析する的話で明治維新以来の日本という国家がどれだけ(ペリーショックによる外傷性ストレスのような話)強迫的偏向の中にあったのかという論説は昔から語られてきたところですが、少なくとも『戦後』というキーワードには多数問題はあったにしろ、先進国化の中で少しずつ国民の自意識が民主主義の主体として台頭してきた歴史観はあったんだと思います。

「時代の流れは思うように進まず随分と遠回りもした。」
のようにその遅れは日本固有の構造的問題(保守バネであるとかのリバウンド)、もっぱら『共同幻想』崩壊過程における現象であると考えられてきました。
ところが今回の『小沢報道・小沢VS検察』が明らかにしたのは、メディア不信を語る上で「メディアにも幾分の根拠はあったのだろう」的根幹すら『壮大な虚構』だったのではないかという、日本の断面を覗かせた。
小沢幹事長云々の検察の異様な姿勢やらタイアップとも受け取れる偏向報道をきっかけにして(よほど民主党政権に追い詰められてアップアップになったのか)、戦後60年水面下にあって見えなかったものが『何かの断面というか亀裂の隙間』から見え出している。
※一時期はアングラ情報であるとかトンデモ謀略論など”UFOネタ”的に語られていた話のいくつかが「米国宇宙人との会談を認める」と発表した級の衝撃で裏が取れ始めている。
※今回の『壮大な虚構』暴露の始まりは歴史的に言えば「自民・民主大連立」の時に”読売新聞の関与”がいとも簡単に表に出てしまったところからなのかも知れません。
▲そしてインターネットメディアの台頭、これは大きい。


特捜検察の虚実は、ロッキード事件を始め全て疑わしくなり
(検察首脳が必ず米国大使館の勤務を経験する話は、誰しもが認める外務省の”チャイナ・スクール”等の各派閥論議に当てはめれば、検○=アメリカン・スクールなのであり、昨今ちらほら意図不明で報道されているロッキード事件の米国との密約話の露呈が暗黙に意図しているものは大きい:この「意図不明」にも様々な”意味”があるんでしょう)
事メディアに関しても戦後、旧日本軍部からGHQもからんで様々な話があって、
米国においても公然と”裏話”が語られている。
(必見です)
 ↓
エコノミック・ヒットマンが語るアメリカ帝国の秘史(前・後編)
前編:http://video.google.co.jp/videoplay?docid=-6965766965810116122#
後編:http://video.google.co.jp/videoplay?docid=6678906203068893415&hl=ja&emb=1


それは戦後って言えば様々ありましたよ。
「安保闘争」「高度経済成長」「ロッキード事件」「受験戦争」「バブル経済」、、
全ては『共同幻想』などという生易しいものではなく『壮大な虚構』だったのじゃないか?

昨今の(どの口が言うみたいな)白々しい報道を見るにつけ、
世論調査:国会不信、若者の7割超す 総務省外郭団体
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20100223k0000m040098000c.html

 ↑
政治不信としてサラッと報道されていますが「マスコミは信用できない66.4%」と、政党不信の73.7%といい勝負しているマスコミ不信に関しては華麗にスルーされている(笑


政治的意図を持ったデマも飛び交うマスメディア情報の中、
いったい事実はどこにあるのか?
非常に難しくも思えるんですがひとつのヒントがあります。
『事実は小説より奇なり』
『火のないところに煙はたたない』
 ↑
逆さに考えて見ましょう。
小説家ばりの才能がなければ完全な捏造ってのは難しいのです。デマを書くにも元になるネタ(噂やヒントになる周辺の事実)がなければ記事は書けない。
いい例が(TBSテレビの意味逆さま翻訳のお家芸が典型ですが)「不動産の虚偽空室登録」です。様々なポータルサイトの働きかけで昨今あからさまな虚偽登録(業界用語で「カマシ」)は厳しく管理されてきましたが、少なくともバブルの当時は頻繁だったと聞きます(実際にその当時営業やっていた人から聞き取り確認もしています)。
しかし一から存在しない部屋を想像して登録する人はいないんですよ、必ず実際に存在する部屋のどこかの情報を書き換えて登録していたんです。
(才能というか心理的な部分も多分にあるでしょうね:当時は間取図の掲載も一般的ではなかったので間取図jpg欲しさにって要素は過小でした)
▲ですからベテランの営業は虚偽登録から逆算して「本当はどんな募集だったか推定できた」のです。
 ↑
ここがヒントだと思います。
「デマ(や偏向報道)もデマとわかれば”別の意味”の情報になる」

マスコミは偏向報道を続ければ続けるほど、マスコミ本体が抱える裏事情を暴露しているのと同じなんですよ。
自らの偏向報道をキッカケに自らの背後にある事情がダダ漏れで露呈していく構造にあるんであって、
今現在進行形で起きている『壮大な虚構』露呈なる現象には、まだまだ第二幕・第三幕と続きがあるように思いますね。

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