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安全を考える(1)

統計的にいえば共同住宅における犯罪発生率はトータルで言えば低くって、
ましてや東京が重犯罪などの犯罪発生率で日本一って事もありませんから、普通にただ漠然と考えても東京ひとりぐらしは「むしろ安全」と認識して間違いありません。

実質的な結論から言えば防犯から1階に特別なフラグを立てるところにも意味はありませんし(警察の統計分類も”1・2階”ととりわけ1階にフラグを立てることもなく)、街の警察広報的には都内ともなえば「オートロックこそ危ない」とアナウンスしながらパトロールしていたり広報ポスターもあります。
某都内の幹線道路沿いのオートロックマンションエントランスに軒並み(ATMなどでお馴染みの)緑の警察官立ち寄り案内がズラーっとさがっている光景もあります。

私の経験上も「実害を伴う盗難の話」は直接事案を知っている部分と伝聞を加えても”マンションの2階ベランダバルコニーから侵入”であるとか1階フラグはどこにも無いのです。

ですから理由が『DATA的意味で統計的にも防犯で』であるなら、リスク回避はどこからも目立つ事の無い賃料安めの木造アパートがベターに違いは無いのです。
しかし1階フラグの本質は別のところにあって、
ここ多分に心理的な部分というか(犯罪に類する実被害ではなくて)『プライバシーの侵害』とか『パーソナル・スペース(自意識の縄張り空間みたいなもの)の破綻』の方が重要である場合も同時に考えなくちゃいけないところです。

ベタなところでいえば「訪問販売や新聞の勧誘」、
又、実被害は出ていないながら(保険で保障されるるので)窓ガラスを割られるなどそういった側面は、犯罪の実リスク(ここも確実な数字があるワケでは無いのですが)とは反比例してオートロックの方が高性能に違いは無いのです。
※元々オートロックは防犯性能を宣伝効果として使うことが問題で、本質はプライバシー確保の設備でありグレードというのが正解(本来そう説明すべきでしょう)。

となると考えちゃいますよね?
じゃ実際どう考えればいいのか。

話を整理してみると見えてくるんです。
「オートロック中規模以上のマンションの防犯性」
「低層マンション・アパート(外階段型)の防犯性」
これは全く別のテーマなんだと思います、

その違いを認識した上で”自分なりの安全”を考えるところに正解があるのじゃないでしょうか。(防犯と言っちゃうと話が狭義に偏りがちなんですよ)

話せばかなり奥行きのある話なので、シリーズでお伝えしていこうと思います。

<つづく>


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