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いよいよ世界経済深刻な事になり始めましたね

時系列的にかいつまんでいくと、こんな感じで今回の騒ぎは進行してきて
http://kagewari.blog.smatch.jp/blog/2007/09/post-1506.html
http://kagewari.blog.smatch.jp/blog/2007/11/9-bb96.html
http://kagewari.blog.smatch.jp/blog/2008/01/post-4543.html
http://kagewari.blog.smatch.jp/blog/2008/03/post-ca0a.html
http://kagewari.blog.smatch.jp/blog/2008/09/post-ae8b.html
http://kagewari.blog.smatch.jp/blog/2008/09/post-4c47.html

心配してきた事態が表面化しつつあります。
(しつつとあるのは、まだまだ続きがあるって意味で)

この状況をケンイズ系財政派で知られる野村総研のリチャード・クー氏がかなり(ヤバイ側面含めて)詳細に書いています。
長いのでURだけ、
『サブプライム』の次に来る『米住宅問題の本質』(2008/10/07)
http://bizplus.nikkei.co.jp/colm/koo.cfm?i=20081003d8000d8&p=1

上記の論説で注目なのが米国におけるノンリコースローンの部分であるのは言うまでも無いのですが、実は最も重要なのがバーナンキFRB議長の金融主義(ケインズ経済学は終焉し先進国の経済政策における有効な手段は金融だけであると考えている人)にある。

これまでのレポートで「とにかく全ての始まりはドル余りにある(潜在的ドル安)」と書いてきたんだけれど、このバーナンキFRB議長の政策判断は”ドル安を加速”させるのでただでさえ国際通貨として「ドルはもう終わりだろう」と前から言われているこの状況がほぼ決定打になりかねない。
特に事実上米国(ドル)に依存する経済だったりする途上国は連鎖倒産する可能性もあるのだから、ドルが紙切れになるとは言わないけれど「本格的にヤバイのじゃないか」のも事実(流通に困ってドルをかき集めれば集めるほどドル安によって余計に飛んでしまう)。
※ここで仮に中国バブルが連鎖して飛ぶと世界の秩序どころかどっかで戦争のひとつやふたつ起きてもおかしくない(そんな事があれば共産党政権まで飛ぶかもしれない)。

実体経済として内需の潜在的強さでもあれば福祉政策的財政出動が経済政策としても効果的にもなるけれど(リチャード・クー氏の”財政出動公共事業政策”には流石に無理あると思う)、困った事に米国の消費者の財務状況は金融危機の影響もあって、
金融危機、米消費に重圧 家計は借金抑制
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20081010AT2M0800T09102008.html

つまり、家計もマジに赤字なんだと、

日本のような貯蓄性向の高い(高すぎも問題なんだけれど)経済であれば、財政出動型福祉政策で内需拡大効果もあるし潜在力もあるので(小泉改革でいくら輸出産業が伸びてもサッパリ消費者の所得は増えなかったので輸出の心配はほどほどでいいでしょ、彼ら内部留保もあるんだし)循環型一国経済とは言わないけれども実体経済の強さがある。
輸出関連で言えば貿易黒字が減少しても今の為替状況であれば円高・原油安は動かないので大きな問題はない。

確かに対岸の火事とは言えないから日本も「現在株価暴落中」ではありますが、他の国はもっとえらい事になっているんであって、
世界経済全体で言えば「ノーベル賞ものの新理論」が必要になるのじゃ、、

何が大変って「オバマ」が大変ですよ。
彼はこの難局をどう乗り切るのか、


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