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(2010/08/14)

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『自宅SOHO(在宅勤務)』は進むのか、

って進んでいるし。2006年のニュースでも既に
米国のサラリーマンは在宅勤務より自動車通勤を好む
米国労働者の25%が在宅勤務を許可されている職場あるいは職務であるにもかかわらず,実行に移しているのは11%にとどまることがわかった。
(ITpro2006/07/14)


なんてニュースもあった、
ここ日本はと言えば
松下、3万人に在宅勤務・希望者週1、2回も
松下電器産業は4月1日から、国内最大規模となる約3万人を対象に在宅勤務制度を導入する。システム技術者だけでなく営業、企画、人事などホワイトカラーのほぼ全社員が利用できるようになる。
(NIKKEI NET]2007/3/28)


さすがモバイルPCの大御所
 ↓その後
松下の在宅勤務制度、半年で800人超が利用
松下電器産業が今年度本格導入した在宅勤務制度の利用者が、半年間で800人を超えたことが29日、明らかになった。申請は現在も続き、試行期間の年間約1000人を上回るペースだ。政府は平成22年までに時間や場所にとらわれない在宅勤務などの「テレワーク」を就業人口の20%以上にする目標を掲げており、国内企業で最大規模である松下電器の制度運用が注目されていた。
内閣府の調査報告によると、在宅勤務制度は13年から始めた日本アイ・ビー・エムの利用者が社員の12%にあたる約2000人に増えているという。日産自動車は育児と介護の必要な従業員を対象にした在宅勤務制度を昨年7月に開始し、利用者は少しずつ増えて約20人に達した。
松下電器は22年までに対象となる従業員全員が必要時にいつでも制度を利用できる職場環境を整えることにしている。
(iza2007/10/29)


そして既に削除されたニュースなのでキャッシュからのコピーだけれど
米の在宅勤務1240万人に
2004年、週に最低1日自宅勤務をした人は760万人。それが06年には1240万人になった。契約社員を含めると2870万人になる。
自宅勤務が増えた背景には長い通勤時間の解消、それによる温暖化ガス防止への貢献意識、企業のテロ対策の一環などの事情があるが、最大の推進役は高速化したICT(情報通信技術)だ。
(引用USATODAY2006/8かな)


な感じでですね、環境問題含めて(米国の場合車通勤が主なので余計に影響は大きい)『自宅SOHO(在宅勤務)』は現在進行形で拡大中です。
※不動産の利用形態としての事務所用途にはあたらない(個人事業のSOHOとは別)
ある調査だと、仕事の生産性はともかく米国の事例で「在宅勤務にすると労働時間が15%以上のびる」なんて話もある、残業手当の申請方法は別として通勤時間が大きくセーブされる事もあって労働時間の伸びを一概に条件の悪化と取る話にはならないでしょう。

特に人材確保の意味で、「会社の近所に住んでいる人限定」な足枷がある事はどの経営者にとっても難題だろうしおおよそ合理的とは言えない。
思うに、この『自宅SOHO(在宅勤務)』は今後も伸びると思います。
こうなってくると、住居選びの可能性はいっきょに拡大して一概に都心=便利とも言い切れない部分も付加されてくると思う。
自分のライフスタイルに合えば郊外の相場の安い地域に居を構えて、仕事部屋を独立して持つ方が「それこそ生産性も向上するかも」だし、その反対にモバイル通信を利用して「むしろ都心でミニマルコンパクトを志向し、仕事は喫茶店でもできる」というスタイルを確立する(賃料を抑えて”喫茶店の利用も外部居室賃料”と考える)のもアリアリなんだと。

心理学的には、社会のリベラル化の流れの中で夫婦別姓だけでなく、家族の非同居とマルチルーム的『域的同居(緩やかな同居)』なスタイルが模索されてもちっともおかしく無い時代です。
部屋探しの基点として、東京の将来像としては通勤をベースに考えるプライオリティーはぐっと下がる可能性はあるんであって、「自分の部屋」を考える時に個性の反映として捉える部分が今後広がるんだと思います。
ここは広告や、曖昧なイメージ先行ではなく「自分個人にとって何が快適か」ここはその人自身のアイデェンティティーに関わるんだぐらいの勢いで考えてもちょうどいい。
スペック志向からよりキャラクター志向に選択の方向はスタイルを変えていくのじゃないかと、僕は思うんですけれどね。


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SOHOに外せない条件

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コメント

いいアイデアですね。衣服は季節ごとにトランクルームで、打ち合わせは喫茶店で、などと考えていくと、自宅は1Kでさえ良くなりそうですね。(一人暮らしなら)本当に住居に必要な条件だけ満たす物件なら、意外と多いのかもしれません。

ええホントそう思います。時代は多様化ですから、「常にそんな選択枝もある」って事が結果的に豊さなんだと思うんです、「そうでなきゃいけない」とか「今都会で流行の」とか何かそれを誘導するキャッチコピーがつくと信用ならない(笑なんか普通に「その手もあるな」と、これ『自宅SOHO(在宅勤務)』導入を考える経営者の側の発想としてもそうあってもらいたいんですよね。「なんか普通に効率いいね」的に、それは”選択枝”として働く側の利益にもなりますもんね、どっちでもいいところがポイントなんだと思います。経済学的にも「自然な形と効率は同一語」になってないと、やっぱそれが”自然じゃなければ”組織やシステムそのものが構造論的にどこかに問題があるのだと考えていいのじゃないでしょうか。

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