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丹下健三作:静岡新聞東京支社ビル前編

さて今回の紹介する建築も銀座系に違いはありません。
最寄駅は新橋なので「え?新橋」と思う御仁もいらっしゃると思いますが、新橋が新橋らしいのは駅の周辺新橋ビル回りぐらいであって、駅徒歩10分も歩かなくてもそこは銀座ってロケーションがこの地域の特徴でもあります。

今回の主役『静岡新聞東京支社ビル』は、かの有名なアーキテクト丹下健三氏による築1967年の12階建てオフィースビルになります。この当時の丹下氏といえばまだ黒川紀章氏がメタボリズム(新陳代謝)建築運動の真っ盛りで、その後黒川氏のメタボリズム代表作のひとつである中銀カプセル(築1972)へと繋がる時代でもあります。丹下氏はこの黒川氏の師匠とも言える存在ですから静岡新聞東京支社ビルがメタボリズムに与えた影響も少なく無い筈です、
そんな意味で今回は「静岡新聞東京支社ビル→中銀カプセルへ」な流れでレポートしようと思います。

皆さんご存知の新橋って言えばこちらですね

確かに「神田ですか」ってぐらい庶民的ですが
ぐるーっと回ると様相が変わります

こうして新旧の絵柄を重ねるとこれはこれで独特の景色で「向こう側に何かあるな」と誰しもが思うでしょう。
静岡新聞東京支社ビルへは、こちら新橋東側の出口が最寄です

ここから線路伝いに銀座方面へ

妙なモノが中心に見えてきましたね、わかりますか

はい、絵の中心のブラウンなビルディングが

こ、これは、、

このパッと見「嘘だろっ」な建造物こそ今回の主役『静岡新聞東京支社ビル』なのです。



こちらがどの角度から見ても



そして反対側

下から

確かに凄い、どうしてこういう形なのか思わず誰かに尋ねたくなるこの造形。
デザイナーズって言やぁこれぐらい凄くないとの典型でしょう、

立地も銀座のシマのギリギリ端っこなのですが、さすが銀座エリアでこの区画自体がレトロな味わいに満ちています。

ちょっと銀座方面に歩くだけでも、こんな街並みで


お迎えはこのスマッチでお馴染みの”リクルート社”現代建築


確かにこの静岡新聞東京支社ビルを見ると「なるほどこれが中銀カプセルに」と思わずにはおれません。メインシャフトにユニット化された居住スペースのアイデア、
早速その足で中銀へと向かう事にします。
数ブロックはまだまだ銀座で

この特集東京建築日和”Teorema”の初回「瀧山町ビルヂング」レポートの景色と雰囲気が同じなのわかっていただけるでしょうか?
さて、中銀カプセルはここ銀座を離れ新橋汐留エリアに入ったところにあります。

<つづく>

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