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【38】他人の目がこわい hako 2010/08/17 01:37

【60】Re:お久しぶりです kagewariこの掲示板の管理人です 2011/05/09 00:15
【71】Re:強迫行為?について はこ 2011/09/12 23:19
【72】【現在の進捗状況】的に考えてみましょう。 kagewariこの掲示板の管理人です 2011/09/14 20:41
【98】Re:簡易相談依頼 はこ 2013/01/20 20:39
【99】Re:簡易相談依頼 kagewariこの掲示板の管理人です 2013/01/20 22:22

【60】Re:お久しぶりです  kagewariこの掲示板の管理人です  - 2011/05/09 00:15 -

非常にいい線いってます、かなりあたってます。
(というか非常に需要な事実関係が抑えてありますね)

今回は各論では無く、いただいた情報を元に大きな枠組みを(推論ですが)組み立てます。
それがあれば思うに(現在の理解力がれば)hakoさんには以降の詳細を事実認定として継続していけると思います。
枠組みにおける大きな骨子は、

■母親には祖母との間に非常に大きな同一化(猛烈なママゴト興奮とでも言いましょうか)と権威化(極端に言えば神格化)がある。
(彼女の父親への嫌悪には二面性があると思います。男性コンプレックスの象徴として性的な嫌悪であり、神格化されている母親を従えるなどという大それたことを平然する人物に対する感情的反発。)

大きく話の根本を切り分けます。
>母は、成績は良かったし優等生だったけど人に甘えるのは苦手で、消極的だったんだろうと思います。
 ↑
厳しく必ずしも気軽に話ができないところのある母親(祖母)を神格化しているが故に「成績は良かったし優等生だった」と祖母に盲信したが、コミュニケーションが取れず(幼児性自己中心認知からか祖母の真意を理解できず)、大人同士が普通にコミュニケーションすることことを彼女(母親)は『ずるい』と思い込んでいる。(或いはそう思いたかった、何かの宗教教義に盲信するように。)
繰り返します、
彼女(母親)は社会で大人同士が円滑にコミュニケーションすることことを『ずるい』と呼ぶんです。
(私なんか言われたとーーりに、勉強して優等生で、、、なのに○(妹)はズルい。お母さんと普通にしゃべって、、普通に、、)


行間空けます
(以降には少なからずショッキングな指摘がありますので精神的な余裕がある時にゆっくりと反読してください)


母親と良好な関係にあったのは叔母(母親の妹)であり、
(借金ネタにはこの際大きな意味が無いと考えてください、これは”目くらまし”のネタまきです。少なからず借金が事実であってもです、)
彼女(母親)はそれ(神格化された母親が妹と仲良く暮らすことが)許せなくなり、
何らかの理由や経緯の中で『母親を妹から引きはがした』
 ↓
その結果
hakoさんを手元から話さずに”母親役(猛烈なママゴト興奮)”を演じ(自己愛的興奮)続け、挙句の果てに母親自身は無意識ながらも結果hakoさんを心理的に追い詰めているように(明らかにhakoさんの強迫ネタ元主犯は彼女です)、

母親に心理的ストレスをかけていた、


行間空けます
(以降には前述以上にショッキングな指摘があります。又一部はまだ私が個人的に考えている心理学によるもので学会などで認められていない理論も関係しますので、推論であることをこころにとめておいてください。又、精神的な余裕がある時にゆっくりと反読してください)


祖母が認知症を発症した背景には、
話が通じない娘(彼女)との間の強迫ドラマ(hakoさんを心理的に追い詰めているように)が関係していると思います。
※学会含めて認知症とメンタルの関係は証明されていませんが、少なくとも認知症のリハビリ過程には心理学的アプローチ(関係性の構築:話が通じる)が効果があることは社会的にも認知されているでしょう。←『その逆があるとしたら』と考えてください。

そして(やっぱり妹と違ってちっとも母親と話がうまくできない、母親(祖母)を独り占めしてもちっとも嬉しくなれない。←しかし妹が母親と楽しく会話するのだけは断じて我慢ならない。絶対許せない、)、
自分の行い(母親の拉致)が額面通りにうまくいかなとみるや(彼女の脳内ドラマでは感謝した母親(祖母)が涙流して抱き寄せてくれる的興奮が想定されていたのに)、「これじゃまるで私が悪者だわ」と、
 ↑
上記のこころの動きは一部が認識されても大きくは彼女(母親)にも無意識である(自覚が持てない)ことを忘れないでください。


<話は戻ります>

「これじゃまるで私が悪者だわ」と、
自分の行いが母親想いの素敵なお嬢さんであることの証人を求めた。
(現場に連れてきてその行為を見て賞賛するような人間が必要だ:証人)
>母に、私が自分のことでいっぱいいっぱいで介護ホームに行かないことを「家族なのに冷たいなあって思ってた」と言われました。それがショックで、私は母と言葉の通じなくなった祖母のところによく行くようになりましたが、

実体はというか事実はこれです。
>母が祖母の食事を食べさせて(いつもは職員さんに任せている)、あまりにも食事させることが難しくて、私がよそ見している間に、食事をビニール袋に入れて捨てようとしてるのを見た


母親(祖母)は、
>認知症の初め「母の妹(おばさん)が家に来た」(来てないのに)とか言っていて、おかしいと思ったらしい。
妹にいて欲しかったのに。

更に言えば、
母親(祖母)がおかしな事(妹と会いたいなど)を言う前にhakoさんには母親(祖母)を会わせず、
彼女が自分の美しい行いの証人としてこれを証言させるためhakoさんを母親(祖母)に会わせたのは、
>「完全にひどくなってから」でした。

以下は都合のいい屁理屈です。(嘘といってもいい)
>「あんたはあの時反抗期だったからね」
(正直なところ、母親(祖母)とうまくいかず、自分のシナリオでは「酷い妹から母親を連れ戻した」という話が破綻(母親は妹といたかったのかもしれない)しているところを見られるワケにはいかない)

■借金の話注釈つけます
こういっては何ですが、
祖母本人は特別資産など残す意思が無い場合、彼女(祖母)は字自分の老後で全額使い切っていんですから、好きなように使えばいいのであって、最後亡くなる時に無一文というのが「使い切り」的には一番彼女にとっての贅沢になります。
”無一文”になっ困るのは『相続する人』なんじゃないですか。


<父親について>

彼を彼女(母親)がスカウティングしたのは、無口で論理的に何か言い返したりしない(マチズモから遠い)男性だったからでしょう。
(男性シンボル的なのが父親(祖母の夫))
仮に彼が論理的に彼女をたしなめたら?
『逆上して手が付けられない状態』になったと思います。
(何かこの状況に現状と比較して好転の余地があるとするなら→早い段階で母親は心療内科か精神科に相談することになっていたかもしれません。)
彼女にとって彼は問題を暴き出さない都合のいい男だったのだと思います。

私の推定ですが、
彼は随分早い段階から問題の本質(妻の心理的問題)を知っていたと思います。
しかし昭和のこの時代、メンタルであるとか心理学などこれはよっぽどの文化人類系知識層の話で(一般的には精神科しか基準が無い当時で、更に当時の精神科は監禁に近い入院状態などおおよそメンタルに不適格な医院の噂も絶えなかった時代です)、
「彼に何ができますか。」
私はひたすら耐えてきたんだと思います。
>わめき散らす母と、それに対して何も言わない父
何もかも腹の中に納めて、
ずっと、ずーっと、彼は耐えてきた。
(彼の過去に過失があるとすれば、妻の状況を温存することは子供達のメンタルに大きな影響が起きることを察知できなかった事ですが、これも心理学的知識無く想定することは大変難しい。)

>父に対して冷たくしたことは、反省しています。私が冷たかったので、父も私に対して、距離を置くようになってました。
 ↑
間接的にですが、この心理を醸成したのも「母親と父親の関係」だったように思います。
hakoさんは無意識に母親に同調し、彼に罵声を浴びせる側にいたんですよ。
(同時にここには醜形恐怖の原型がある。←私の以前の返信に「それを必要とし捏造したのは母親ではないか?」の推論があったことを思い出してください。)

姉はどこかのポイントで「このシナリオはおかしい(欺瞞ドラマじゃないか)」に気が付いたのでしょう。
>近いうちに、姉と二人でゆっくり食事でもしたいな、と思っています。
 ↑
大きな一歩です、
■大変大きな意義ある会談になると思います。


<単体論ですが>
元来家族は血縁というだけで(会社でいえば”縁故採用”はむしろ如何わしい枠ですよね)、
人権論的には「血縁だけはあるが他は赤の他人」です。
(近代以前のように継ぐべき家督相続や伝統ある生業などがあれば別ですが:この場合血縁というより同族会社の構成員という社会属性が上位)
それこそ何かの縁で特別話したことのない親族や特別親しくない家人と親しくないのは『自然』です。
hakoさんが以前祖母と個人的にそれほど親しくないとか、彼女(祖母)に何かしてこなかったなどは「全く関係ありません」ので。
(それこそ親しくも無いのに血縁だからと見舞いにこられる方が普通に考えて迷惑でしょう。)


<まとめですが>
>母の誕生日を私が忘れていて、「今日はママの誕生日!!!!」と大泣きされたことがあります。
 ↑
これは衝撃的ですね、、
(ガチで単独者の私は家人の誕生日をひとりも覚えていませんし、親しい友人の誕生日も覚えられません(数字に弱いところありまして)、極端に言えば自分の誕生日忘れていることすら珍しくありません。)


hakoさんは認知症心配されていますが、
彼女(母親)は、以前から人格障害ぎみの状態が慢性化しており、昨今は躁鬱傾向にあると思います。
今の状態で心療内科通院していて全く不思議ではありません。
(深刻と言う度合から言えば、現状ここまで事実関係を理解されているhakoさんより遥かに深刻だと思います。)
しかしやっかいなことに、カウンセリングは鬱や恐怖症であるとか内向化傾向などには(会話が成立するので)効果も大きいのですが、会話が成立しない(場合によると嘘と事実の区別がつかなくなる)場合、心理的な自我問題の軽重では無くって対処の方法が限られる(コミュニケーションが取れないとか心理的問題に本人自覚が無いと精神科しか方策が無い)、
この問題は彼女(母親)自身のプライバシーですから彼女が自分で選択する事には違いが無く、周囲がどうこういっても仕方がありませんが、
父親に事実関係を話しておく、
(彼はある程度察知してきたと思います)
同時に彼女の子供時代の実体をあれこれと考える(叔母(妹)さんと話すのも効果的に思います)。

hakoさんはこの件に関与しなくてもいいし、
仮に関与するにしても周囲の認識をある程度は統一させなければいかんでしょうから(父親、叔母、姉)、
気持ちこの問題は父親に任せる形で、とどめておくところでいいと思います。
(繰り返しますが血縁ってだけで人権主義的には→家族は他人です。各人のプライバシーは人権として血縁者でも委託が無い限り侵害できない。)


>このたびの大震災で、私はカウンターをくらったように「死にたい」と思うことが無くなりました。
>本当に、生きたいんです。死にたくない。
>たくましく生きたいです。

心理学的に言えば(といいますが私の追い求めてきた心理学の世界から言えば)

■生きるとは『抗(あらがう)』ってことです。
(実存主義における”反抗的スタンス”とはそういう事です。←時間を後ろに進めてしまうのが『被(こうむる)』)


今回はかなりショッキングな内容となっていると思います。
時間をおいて、余裕がある時に何度も繰り返し読んでください。
そして、関係他者と話をすることは大いに意味があります。
ジャーナリズム的に証言を集めることは(全てじゃありませんが)事実を浮かび上がらせるひとつの手法であることに間違いありませんから。
(※あまりに聞き取りに偏重しないことにも注意してください。誰しも微細な偏向ベクトルを残しているのが人間の自我には自然なことですから。)

引用なし

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【71】Re:強迫行為?について  はこ  - 2011/09/12 23:19 -

返信、ありがとうございました。
いつもお礼が遅く申し訳ありません。

前回kagewariさんにしていただいた分析によって、
話にすっと一本筋が通ったように思えました。
自分の中で終わりの見えなかった世界の出口がやっと見えてきたというか。

>母親と良好な関係にあったのは叔母(母親の妹)であり、
>(借金ネタにはこの際大きな意味が無いと考えてください、これは”目くらまし”のネタまきです。少なからず借金が事実であってもです、)
>彼女(母親)はそれ(神格化された母親が妹と仲良く暮らすことが)許せなくなり、
>何らかの理由や経緯の中で『母親を妹から引きはがした』

>祖母が認知症を発症した背景には、
>話が通じない娘(彼女)との間の強迫ドラマ(hakoさんを心理的に追い詰めているように)が関係していると思います。

ショッキングでしたが、頭の片隅ではその可能性も考えていた気がします。
認知症になる前の祖母には、いつも怒るような(叱るような?)口調で話していた母が、
認知症になった後の祖母には、赤ん坊にするような態度で。
誰にも邪魔されない文句を言われない母親と自分だけの世界を手に入れた、って
(無意識で)思ってるのかな…って。
もしそうだったらと思うとおそろしくもあり、でも色んな要因が重なり続けて
そうなったわけで、やるせないけどどうしようもないし誰が悪いとかいう話にもできないし、
もう何も言えない(知らん)と思いました。


>「なるほどね、お母さんもまー言えば女だ、そうしてみてみるとさわからなんでも無い事はあるわいな、ま、しかし君さその認識はどうかと思うよ。その偏向の元ネタはあなたの子供時代の事でしょう。その話をさ自分の家庭で蒸し返すような振る舞いがあるから私が困るんですよ。気持ちはわかるが、こっちはまだ幼児だから、そこまで大人の判断で”気持ちもわかる”みたいな度量でいろってそりゃ無茶だから」

仰る通りで、私は母の問題からの自分の問題を解決しなければならないのであって。

たとえばこのような祖母や私との強迫ドラマを、母が本当にまったく何の疑問(あるいは違和感)もなく、無意識でやっているのだとしたら、母は私にとって巨大なモンスターになってしまいます。
私は母(自分の頭の中でモンスター化した母親像)に、果たして太刀打ちできるのか?
しかし、思うに母は多分とっくに気づいているんですよね。私が母を避けていることも、
自分の描いた家族像と実際の家族が全然違うってことにも。
気づいているのに気づいていることを認めようとしてないように、今は見えます。
(もしくは本人がそれを疑問視していない場合は認めなくても問題ないのでしょうか?)
そうなると、私はますます母のメンタリティが不明になってくるというか、
目的は何なの?みたいに思ってしまいます。

このへんで一本通った筋がまたぐらつくというか…。


>「狼がくるぞ」
こういうデマを飛ばしている首謀者は「ほぼ間違いなく母親」でしょう。

思い返せば、母は私が何かしようとすることに、いつも「懐疑的」か「全く無関心」かの
どっちかだったように思います。「ほんとにそれでいいの?」とか、「そんなこと無理に決まってる」とかほぼ絶対にありえない(悪い)ことを「いや、こういうケースもあるから気をつけろ」とか言われたり。私がそれでもやろうとしたことで母の意にそぐわないことは「ああ、じゃああれもこれも全部やれるもんならやってみろ」という態度でした。

母が無意識にそれをやっていたとは到底思えないので、
それが故意であるとしたら、私は自分の弱い部分を徹底的に母に利用されていた、ってことになります。
母にとって「ずるくない」私は、物言わぬ家族のパーツにするのに都合が良かったんでしょうね。
最近の母がもっぱら私に見せる顔は、「一人で苦労している自分」「かわいそうなところのある自分」「情緒不安定な自分」ですが、それは私が母を避けはじめたからであって、私に反撃される(たとえば母から離れる)のをおそれているんではないか?と思います。

果たして母はどこまで気づいていて、どこまで本当は狡猾で、どこまでが無意識なのか、と思います。

少し前の話ですが、数ヶ月ぶりに実家へ帰ると、ドアを開けたらいきなり玄関(家の中です)に、母の自転車が置いてあって…。当たり前ですが玄関は自転車が置けるほど広くなく、今まで自転車が置いてあったことなんてなかったです。ものっすごいびっくりしちゃうんですよね、なんだこれ?って。すごい異様に見えるっていうか、不安にさせられるっていうか。この人は大丈夫なのか…?みたいな。(なにこれ?って聞くと、母は「雨が降ってたから」←?? と言ってました)
もしかしたら、全っ然関係ない話かもしれませんが。笑
なんか…今度は何だ?みたいな、とにかくこわいんですよ。母が。

もし母が情緒不安定なんだとしたら、ますます私は母に対して憎しみを口にできない、言っても通じないことになります。※現時点で私は母に自分の思ってることを言うつもりはさらさら無いです、それを前提として。

母への怒りの抑圧(=実は死ねばいいと思っている)があるんです。
その怒りは、今でもいつでもふきだしたがっていて、場合によってはその時周りにいる人に
迷惑をかけます。(過去に、男性世界に死ねばいいと思っていたように、あっちこっちに飛び火します)
しかし母にその怒りはぶつけられない。
言ってもどうしようもないのと、私が仕返ししたら、さらに巨大な仕返しをされるようで
こわいんです。

最近はこのことを意識することによって、「今のこの怒りは不当な怒りだ(この人と関係ない)」と自分を静めることが少しずつですが、できるようになりつつあります。

でも、葛藤の本質?に気づいたにもかかわらず、
強迫行為が激しくなってるんです。

・不安でしょうがなくなる、ありとあらゆる不安が自分の中から引き出される
・周囲(隣人)が全員敵に思える
・大人がこわい(←自分は大人側の立場なのでおかしいということはわかっている)
・1日に何度も手を洗う
・顔や頭皮を引っかいてしまう、髪を触るのがやめられない
・一人でいると、常に緊張している、動悸がする
・自分は死ぬんじゃないか?と思うことがある
(道を歩いていて、ただの石がなんか大きな虫に見えたりして、仰け反るほどビクっとする)
・ある時ふっと何もかも嫌になって、何もできなくなってしまう

↑は、強迫心理の最後の抵抗、みたいなものなのでしょうか。
(何度も手を洗うのと髪を触るのは昔からありました)

私は、幼い頃母に「私(母)を捨てたら殺すわよ」みたいな恐ろしい暗示をかけられていたとでも
いうんでしょうか…。
それとも私にはまだ自分が絶対に気づきたくないような真実があるのでしょうか??

最近は、会社で一人で昼食をとってる時と、外の風にあたっている時が唯一落ち着きます。
何をしていても、急かされているような、朝あと1分で家を出なきゃ遅刻するみたいな
気分なんです。

なんででしょうかね?

今回姉のことも書きたかったんですが、長くなってしまったのでやめます。


おいそがしいところいつもすみません。


>■生きるとは『抗(あらがう)』ってことです。

ものすごく心にじわっときます。
ありがとうございます。刻みました。

引用なし

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順調です安心してください。
「事実関係の明瞭化と整理」ここはほぼ鉄板で進んでます。
(具体的かつ詳細な部分は”歴史的興味”があれば別ですが、個人心理学レベルとしてはほぼ十分完了に思います。)


重要な部分を抑えておきますと、
>ドアを開けたらいきなり玄関(家の中です)に、母の自転車が置いてあって…。当たり前ですが玄関は自転車が置けるほど広くなく、今まで自転車が置いてあったことなんてなかったです。ものっすごいびっくりしちゃうんですよね、なんだこれ?って。すごい異様に見えるっていうか、不安にさせられるっていうか。この人は大丈夫なのか…?みたいな。
 ↑
こういう認識が自然にできるようになっていることは大きな進歩で、『強迫メガネ』みたいなものでしか事実関係を見られなかった状態は完全に脱しています。

むしろ後段に登場する『強迫心理状態の残滓』
(ほとんど後遺症みたいなもので放っておいても徐々に解消していく類のものになっているんですが→それを温存保守する構造が瓦解しているため。)
そこいら辺をトレースすると、
以下あたりの認識が「ちょっと違うかな」と思います。
 ↓
>母が無意識にそれをやっていたとは到底思えないので、
>果たして母はどこまで気づいていて、どこまで本当は狡猾で、どこまでが無意識なのか、と思います。
>たとえばこのような祖母や私との強迫ドラマを、母が本当にまったく何の疑問(あるいは違和感)もなく、無意識でやっているのだとしたら、母は私にとって巨大なモンスターになってしまいます。
>私は、幼い頃母に「私(母)を捨てたら殺すわよ」みたいな恐ろしい暗示をかけられていたとでもいうんでしょうか…。
>それとも私にはまだ自分が絶対に気づきたくないような真実があるのでしょうか??

『無意識』
これがどういうものなのかって捉え方がまだまだリアルに認識されていないですね。
「夢遊病」との対比で考えてもらえればよくわかると思うんですが(あるいは自意識が完全にショートしている認知症状態における自我の可動プロセスとか)「人はそれほど自由に動機形成というかロジカルな動きをできない」のと同時に「保守的な過去事例の反復や”投影”による仮想過去事例の反復においては自意識が抑圧されていても”さも意識的にそうしているかのように”動作可能」なんです。
専らここには高度の無意識領域を形成する『共同幻想』との関係抜きには語れないのですが、
それだけでなく、人間の脳には膨大な記憶領域があって(逆に言えば自意識はそれを完全に掌握していない)、受験などのテストがいい例ですが「覚えているのにその時意識的に思い出せない」これ普通にありますよね?
これはつまり、脳内無意識領域には膨大なファイルがあって(トラウマ現象のように関連性として自意識判断を飛び越してリンクが生き続ける場合もある)、これは投影だけでなく(事実関係の認識:類似反射など)認識にも影響与えます。

これに対する上での『自意識マター』というのは、インデックスの管理じゃないですけどOSレベルでフォルダのツリー構造やら「削除扱いフラグ」など「アドミン権限で指揮権を発動する」ようなものなんです。
しかし、共同幻想系の枠組みの中強度の強迫神経症状態の自我には「そうかんたんに自意識マターになることすら難しい」事になり(永遠の自意識共犯:無意識的ロジックを追認するだけのような状態)、主導権を持っているように見えて(感情的に騒ぐ様子などはそんな風に見えがちですが感情的とか興奮というのはどちらか言えば”反射”なので自我状態は無意識的である証明になります)

ちょっと正確性においては問題なんですが着想を生かしやすいというか、
無意識を甘く見ないために、
■映画『犬神家の一族』(市川崑の1976年版)
参考として上記映画を観てください。
(構造は全然違うんですが、私が言っている「無意識に」って表現は上記映画における高峰三枝子演じる母親の説明のつかない行動級のロジカルというか実行可能性を意図しているものです。なんというか「それはそのとおり無意識でもあり得る」のような、)

逆にいえば「それが全く無意識だからこの話は怖い」んですよ。
(違う意味で)
「なんちゃらサーガ」と呼ばれてみたり、
仏教哲学が「カルマ」なんて呼んで恐れたり、
それを知ったものが”トンデモオカルト話”と勘違いしちゃう級の代物です。
(心理学的には「それほどでも」で説明できちゃいますが、)

そうですね今回のテーマというか課題としては『犬神家の一族』観る事が一番大きいかなと思います。
(勿論TVなどでも再三再放送されているのでご覧になった事あると思いますが、それでも課題意識を持って改めて観てください。)


さて、話は戻って今後のスタンスですが、
>もう何も言えない(知らん)と思いました。
 ↑
これが正しい選択です。
以下と重ねるとわかりやすいかと、
 ↓
>母への怒りの抑圧(=実は死ねばいいと思っている)があるんです。
>その怒りは、今でもいつでもふきだしたがっていて、場合によってはその時周りにいる人に迷惑をかけます。
>もし母が情緒不安定なんだとしたら、ますます私は母に対して憎しみを口にできない、言っても通じないことになります。※現時点で私は母に自分の思ってることを言うつもりはさらさら無いです、それを前提として。

抑えるとかそういう話じゃありません。
「狼が来るぞ」で、
「ゲッ狼が」とこれをインストール(幼児における誇大性でさらに凄い狼ってことになっている)しているから、狼話の流れで「なんてことを」とか怒ったりするワケですが、
この話は「そもそも狼などいなかった」のであり、
更に言えば言った当人は「狼なんか言ってないわよ」と全く自覚はありません。
(極端に言えば記憶にすら無い)
あり得るのは「時々今でもある”あの妙に不快で耐えられない感じ”が”その時”にもあったかもね」のようなものなんです。
それを傍目で見ているだけならまだしも、
当事者として言われる立場だった人間は「あれやこれやの大騒ぎ」となったのですが、
言うならばこの物語の全体像は、というか”落ち”は『人騒がせな奴』なんですよ、
(これが残念な事にと申しますか本当にそうなんです←だから逆に恐ろしい。)
(今回とは全く関連ありませんが)巷で昨今問題になっている「実子虐待殺人」なんてのも事の発端は『人騒がせな奴現象』なんです。
(これが大規模に拡大して同時に本人に犯罪フラグが別途あると事件性に話は拡大します。注:犯罪フラグと心理的要素は全く別の論議です。)

■つまり”はこ”さんに取るべき正しい反応なんてものがこの世にあるとすれば

「は〜〜。。。」

溜息とも落胆ともなんとも表現のできない「は〜・・・なんだそれ」以上でも以下でもない。

そして「もうねやってられないから」となり、
 ↓
>もう何も言えない(知らん)と思いました。
 ↑
これが正しい選択です。

ですから、
 ↓
>最近はこのことを意識することによって、「今のこの怒りは不当な怒りだ(この人と関係ない)」と自分を静めることが少しずつですが、できるようになりつつあります。

そうじゃなくって、「怒るところも無しかオイ。。。」なんですよ、
(勿論個人的に「ったくコノヤロー」的に怒るのは正しい反応ですが、怒るにしてもニュアンス違うのわかりますよね?)

実際得体の知れない興奮(場合によると怒りと捉えられている)の元ネタは「おっき過ぎる狼」にあるのであって、
当事者同士のなんといいますか利益関係によるものじゃありません。
話を簡素にしてしまえば「最大級の判断します。アンタとは取引停止だ、」←これが最大級なんですよ、
(既に大人になるって過程なので”はこ”さんは独立事業主なワケで)
 ↓
ですから「取引停止とした過去のお得意さん」の事を後からアレコレ言っても始まらんのです。
(勿論個人的に「ったくコノヤロー」的に怒るのは正しい反応ですが、怒るにしてもニュアンス違うのわかりますよね?)

ここで見えてきますよね?
■「取引停止だコノヤロー」がちゃんとできておらず、自分自身も(まだもって依存的に)『この世に親子関係なんてものがあるのだと今でも思っている』から(親子関係なんてものは幼児のファンタジーみたいなもんですよ→現実世界にはホントの話悪魔なんてものもいませんし)まだまだ残滓が(幽霊みたいに)時々顔出すんです。


「え、マジ、そういうことってアリ?は〜・・・なんだそれ、もうねやってられないから」
ここがまだまだ十分じゃ無いのですよ。

引用なし

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【98】Re:簡易相談依頼  はこ  - 2013/01/20 20:39 -

お久しぶりです。
長い間お礼もせず、すみません。
今でもちょくちょく過去ログ等参考にさせてもらっております。

早速で何なのですが、
前回から今までの経過をざっと報告させていただき、
分析してもらいたいのですが、
かなりプライバシーに纏わってくるので、
有料の簡易相談をお願いしたいと思います。

一応正社員なので、2.のBでお願いします。

今回は相談というか、「今後自分がどうすればいいのか」などは
自分の中でなんとなく答えが出ているので、

起こった出来事(と私がそれに対して感じたこと)に、
「それを精神分析的に見るとどうなのか」という
kagewariさんの見解を(一回完結形式で)教えてもらいたいです。

できるだけ簡潔に書こうとは思っていますが、
分量的にともすればまたとっちらかってしまいそうなので、
文字数の制限や、こう書けば分析しやすいという形式などが
ありましたら、教えてください。

ご確認宜しくお願いします。

引用なし

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【99】Re:簡易相談依頼  kagewariこの掲示板の管理人です  - 2013/01/20 22:22 -

ざっくり説明しますと
(これまでの経緯は有料の精神分析『構成』コース級に進めてますんでバックグラウンドの説明は不要ですから省略いただいて構いません。)

1)依頼文全体に対しては文字数制限はかけてません
(ある程度制限かけているのは各簡易相談後のアフターサービス的に各回1回可能としている追加質問部分です←文字数というより「1項目だけ」といった感じで)

2)登場人物の詳細はそれほど重要でも無いので(その人から相談受けている訳じゃありませんから)
>起こった出来事(と私がそれに対して感じたこと)に、
>「それを精神分析的に見るとどうなのか」という
 ↓
起きた事そのものは簡潔にまとめ、むしろ「それをどう感じたのか」の方に主力置いて書いてください。
文字数はありませんが目安としては感想文じゃありませんが、一つの出来事とその感想を400字ぐらいに収めるのがいい線かなと思います。それを各出来事数分作成する、
(この方がとっちらかりを抑制できると思います。)
そして、各出来事の項目書き出した最後に「まとめ」的な相談要旨をつけてください。


3)本題とは関係ありませんが(掲示板の方で事前に有料の告知はされない方が良かったですね「有料で相談するしない」も個人情報ですから)、今回”はこ”さんが相談するという情報がここで公開されてしまってますが、誰かが相談結果を成りすましで入手する事が無いようにここはIPなどの情報から私の方でそこ担保しておきます。
(これまでの経緯も『公開掲示板』上で公開されていますから、殊更心配する事では無いのですが、念のため『公開掲示板』にこの注記を残しておきますね。)


4)利用の方法
>(一回完結形式で)教えてもらいたいです。
の、希望であれば『簡易相談1回のみ』で対応します。
有料案内のページに記載ありますが、簡易相談は1回のみアフター枠で追加確認可能ですのでお忘れなく。→相当期間を置いて後からアフター1回質問権を行使してもOKです。

と、こんな感じです。
他事前に確認ある場合には『有料相談依頼』のとこに記載ください。
着信確認の返信時にお答えしますから。

よろしくどうぞです。

引用なし

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